リナレス - バルサ: 逆転勝利でスタート (1-2)
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バルサがかつてプレーしたことがなかったリナレス市民スタジアムは、多くの希望と期待が交差する国王杯会場となった。国王杯32強リナレス・デポルティーボ対FCバルセロナ戦は、前半のリナレスの先制点にバルサは苦しまされたものの、後半、デンベレ、ジュグラのゴールで、逆転勝利を飾り、16強進出を決めることになった。また、この試合は、ダニ・アウベスの再復帰戦としても、記憶に残る試合となった。
ホームチームの先制
昨季、国王杯を制覇したFCバルセロナは、そのタイトルを守るためにピッチに飛び出したが、予想に反するスタートを切ることになった。
チャビ・エルナンデスは、このリナレスとの試合に、ネト、ミンゲサ、エリック、アラウホ、ダニ・アウベス、ジョルディ・アルバ、セルヒオ、ニコ、リキ・プッチ、アホマック、ジュグラのスタメンで臨んだ。
バルサは、ポゼッションを支配し、アラウホが最初の先制点のチャンスを手にし、アウベスがポストにシュートを当て(前半5分)、地元ファンを沸かせたものの、実際にゴールを最初に決めたのは、ホームチームの方だった。前半18分に、ウゴ・ディアスが、ネトの守るゴールネットを揺らし、リナレスに先制点を与えた。バルサは、前半最初のゴールチャンスを生かして得点に変えたリナレスを前に、僅差リードを許したまま、ハーフタイムを迎えた。
交代、そして逆転へ
後半から、チャビは、試合の流れを帰るべく、アラウホ、リキ・プッチ、アホマックに変えて、デンベレ、フレンキー・デ・ヨング、ピケを投入した。その結果が出たのは、後半18分だった。ウスマン・デンベレが個人プレーから、リナレスのゴールマウスに同点弾を突き刺した。続けて、後半24分には、フェラン・ジュグラが追加点をマークし、バルサは、1-2のスコアで試合をリードすることになった。後半29分に、バルサの2度目の交代が行われ、違和感を感じたフレンキー・デ・ヨングに変わって、アルバロ・サンスが入った。
後半33分に、デンベレのシュートがポストを直撃する絶好のチャンスが訪れたが、スコアは、僅差で変わらぬまま、ゲームは続いた。また、後半42分にアルバロ・サンスが放ったシュートは、わずかにゴールを捕らえなかった。
バルサの2得点目が入ってからのリナレスは、延長戦を手にするための追加点を求め続けたが、既にボールのコントロールは、バルサの掌中にあった。スコアは、そこから動くことなく、バルサは、逆転勝利とともに、国王杯の連覇を目指す第一歩を踏み出した。
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