バルサ、フェラン・トーレス獲得

FC バルセロナは、フェラン・トーレスの移籍において、マンチェスターシティと合意に達した。

選手は、 2027年6月30日まで、5年間、クラブと契約する。契約破棄金は、10億ユーロとなる。

1月3日（月）11時から、FCバルセロナの新加入選手の入団発表を行ない、その後、公開練習が12時から行われることになる。練習の後に、記者会見場で、選手がメディア対応を行なう。

このイベントは、 Barça TV+ 及び FC バルセロナ公式チャンネルで、 10.30am から放映される。 

1月 3日のスケジュールは、下記の通り：

10.00am　カンプノウ開場
11.00am　フェラン・トーレス、カンプノウ入団発表
12.00pm   トップチーム公開練習開場 
2.00pm　 フェラン・トーレス　リモート記者会見

2000年2月29日フォイオス (バレンシア)生まれ、早生まれのフェラン・トレースがボールに触れたのは早かった。最初はフットサル、それからフットボールへ。フットサルのEPLAスクールでプレーし始めた時に、バレンシアCFユースの目をひいたからだ。よって、たった7歳で、バレンシアでのキャリアを始めることになったのだった。

幼少期から際立った才能

そこから、彗星の如く、道は開かれた。一瞬にして、バレンシアのプレベンハミンからトップチームへ。バレンシアユースでの記録を生み出した。国内大会でデビューした日、2017年12月16日、エイバル戦で、リーガにおいて21世紀生まれでプレーした初めての選手となった。その数日前、11月30日には、国王杯でサラゴサを前に公式デビューを果たしていた。

フェラン・トーレスの統計データは、いかにサッカーのエリートとしてスピーディに成長してきたかを証明している。バレンシアのユニフォームきて、毎年、その実力はフォーカスを浴びることになった。チームにとって重要なパーツとなるまでに育ち、2年ちょっとで、2017/18年の途中から、 2018/19、 2019/20年にかけて、97試合に参戦し、9ゴールをマークした。

言うまでもなく、その最初の成功は、2019/20年国王杯 であり、その決勝でバルサを破ったバレンシアで、フェラン・トーレスは、90分間、プレーし、2008年以来、バレンシアでの初めてのタイトルを制覇したのだった。

バレンシアからマンチェスターシティへ 

バレンシアの選手として素晴らしいシーズンを過ごした後、ペップ・グアルディオラの率いるマンチェスターシティへ移籍することになり、バレンシアで全人生を過ごした後、フェランは、リーガからプレミアムリーグへの活躍の舞台を移した。サイドハーフから、攻撃のセンターへ。彼のイングランドへの到着は、攻撃選手としての能力を一気に開花させた。2020/21年、マンチェスターでの初年に30試合に出場し、11得点をマーク。そこでリーグ優勝、EFL杯での成功も経験することになった。

バルサのイアン加入選手は、 2021/22年、イングランドのクラブで第二期を迎え、4試合に出場し、2得点を決めている。

スペイン代表でも重要性

海外での素晴らしい初年度のセレブレーションは、代表レベルでも同様であり、U-17ユーロのタイトルを制覇することになった。スペインユース代表でも主役だったフェランは、A代表へと導かれた。フェラン・トーレスは、代表でもそのゴール嗅覚を発揮し、現在、ルイス・エンリケの攻撃の主力となっている。

ゴールそして攻撃におけるクオリティ

バルサの攻撃にさらに若さとゴールが加わることになる。元シティの選手は、ポリバレンス性を有しており、あらゆる攻撃ポジションでプレーできる。サイドハーフであれ、センターフォワードであれ、だ。スピード、縦横無尽の動き、クオリティ、インテリジェンスを具合わせた選手だ。
 
この数多くのメリットを併せ持つバレンシア出身の選手は、その決定力が最大の魅力だ。正確に相手のマークを外し、エリアでのポジショニングに長け、攻撃スペースを見つけ出す眼力とスピードが加わり、ゴールマウスを見るスキルとなる。日々のトレーニングを通してそのスキルは磨かれている。なぜなら、フェラン・トーレスは継続して向上し続けるメンタリティを持っているからだ。その短くも経験豊かなキャリアにおいて、新たな段階へ踏み出し、それを今度は、FCバルセロナで証明することになる。