プレビュー：セビージャ - バルサ

カンプノウでエルチェを前に勝利をあげた後、チャビの率いるチームは、現在、リーガで２位のセビージャとの対戦（現地時間21時半キックオフ）にアンダルシアへ向かう。バルサは、中南米の選手が国際試合に参戦する際の遠征の問題を抱えていたために、延期されたリーガ4節を戦う。もし、勝利をあげれば、バルサは現在、チャンピオンズリーグ枠にいる４位のラヨと並ぶことになる。

チャビ・エルナンデスの率いるチームは、この大会における最も難しい舞台の一つを訪問する。セビージャはホームで、勝ち点可能な24点中22点をあげている。それは数字が証明しており、ロペテギの率いるチームは、2021年の欧州５大リーグの中で、ホームとしての強さを発揮しているランキングの２位であり、サンチェス・ピチュアンを超える成績を手にしているのは、インテル・ミラン（17勝1分2敗）のみだ。

アンダルシアのチームは、首位に近づくために試合に臨む。現在は、勝ち点10点離されているからだ。とはいえ、過去のデータは、バルサに有利なものだ。14回の訪問で負けたのは、１回のみ。リーグでの内訳は、８勝5分だ。

対戦相手

監督: ジュレン・ロペテギ　90年代にFCバルセロナでプレーしたことのあるバスク人監督は、セビージャを率いて3年目となる。その間、チームをチャンピオンズリーグ枠入りを毎年、果たし、クラブで6回目のヨーロッパリーグを制覇した。ポルトやレアル・マドリードのようなビッグクラブを率いた経験以外にスペイン代表、スペインU-21、U-20、U-19の監督も務めた経験がある。

得点選手: 5得点を決めているラファ・ミルが現在、トップで絶好調だが、さらに4ゴールを決めているエリック・ラメラ、ルカス・オカンポスがそれに次いでいる。また、エンーネシリもリーガで3得点を決めているが、今回のバルサ戦は、ラメラは欠場、ネシリは回復したばかり、オカンポスも出場が微妙という状況にある。 

順位表: セビージャは現在、勝ち点37点で２位であり、バルサと勝ち点10点離れている。セビージャは、リーガで三連勝しており、最後の試合ではアトレティコ・デ・マドリードを下している。

チャビ: 「僕らは絶好のチャンスを手にしている」

記者会見で、チャビ・エルナンデスは、セビージャとの試合について、セビージャは、追うべきモデルだと賛辞を述べながら、この試合に勝てばチャンピオンズリーグ枠に入ると、ここでの勝ち点３の重要性を語った。

招集リスト

この試合に、チャビは23人もの選手を招集。招集メンバーは、下記の通り: Tテア・シュテーゲン、ピケ、アラウホ、セルヒオ、リキ・プッチ、デンベレ、ネト、コウチーニョ、ラングレ、ルーク・デ・ヨング、ジョルディ・アルバ、フレンキー・デ・ヨング、ミンゲサ、ユムティティ、エリック、イニャキ・ペニャ、ニコ、ジュグラ、ガビ、バルデ、アブデ、アルバロ・サンス、アホマック

負傷欠場は、デスト、アンス・ファティ、デミール、ブライスバイテ、ぺドリ、セルジ・ロベルト。ユスフ・デミールは、胃腸の不調により、この試合は欠場となる。