プレビュー：ディナモ・キエフ - FC バルセロナ

欧州における決定的な試合が新たに行われる。今回は、チャンピオンズリーグにて、舞台をキエフにうつす。セルジ・バルジュアンの率いるチームには、この欧州大会に生き残るためには、勝利しか、許されない。カンプノウでの最初のファイナルを乗り越えた後、再び、ミルチェア・ルチェクスの率いるチームを前に挑む。 

前回の勝利 (1-0) は、グループリーグにおける最初の勝ち点３となった。現在、バルサは2位のベンフィカと勝ち点1点差にある。よって、この試合で勝利を手にすれば、再び、状況をひっくり返せる算段となる。

対戦相手

監督: ミルチェア・ルチェスク 監督としてバルサとは11試合、対戦した経験がある。その内訳は、8敗2勝1分だ。現在まで、ルチェスク監督は、チャンピオンズリーグ史上、同じ対戦相手、この場合はバルサを前に最も多く黒星を喫している不名誉な称号を手にしている。 

得点選手: グループリーグ3節を終え、欧州大会では誰一人目立つ活躍をしていない。というのも、過去3試合で無得点だからだ。しかし、ウクライナリーグでは、ツィガンコフが9得点決めていることに注目だ。

チーム近況: 今季、欧州大会では、まだ勝利を手にしていない。ベンフィカを前に引き分け(0-0)、バイエルン・ミュンヘン  (5-0) と FC バルセロナ (1-0) を前に黒星を喫している。ウクライナでは首位を走っており、チャンピオンズリーグではグループ内4位だが、最後の試合もマリウポリで勝っている(2-3)。

過去のデータに続け

• バルサは、ディナモ・キエフを前に行なった最近の5試合で全勝している。UEFA チャンピオンズリーグでの試合となる。最後にキエフを前に負けたのは、 1997年まで遡る必要がある。その際は、二試合とも負けたが、現在の代理監督は、その試合に参戦していた苦い思い出がある。
  
  
• 昨季の大会では、バルサは、アウェーで0-4と勝利をあげている。

• 最近の5試合連勝、ウクライナとの遠い黒星以外の試合データは、バルサの1分4勝だ。  
  
  
• また、バルサは、最近、ウクライナに遠征した4試合で4連勝している。2試合がシャフタル・ドネツク戦、残りの2試合がディナモ・キエフ戦だ。

セルジ・バルジュアンの招集リスト

招集リストに朗報が訪れた。4人もの選手、デンベレ、アラウホ、アンス・ファティ、フレンキー・デ・ヨングが、負傷から回復し、招集リストに戻ってきたのだ。

よって、23人からなる遠征メンバーは、下記の通り：テア・シュテーゲン、デスト、アラウホ、セルヒオ、リキ・プッチ、デンベレ、メンフィス、アンス・ファティ、デミル、ネト、コウチーニョ、ラングレ、ルーク・デ・ヨング、ジョルディ・アルバ、フレンキー・デ・ヨング、ミンゲサ、ユムティティ、エリック、イニャキ・ペニャ、ニコ、ガビ、バルデ、アルバロ・サンス