ラジョ・バジェカーノ – FCバルセロナ: バジェカスでの酷な敗戦 (1-0)

バルサは再び、連敗することになった。ファルカオが前半に決めた唯一の得点が、ロナルド・クーマンのチームの試合を決定づけた。バルサは、後半、手にしたゴールチャンスを生かせず、勝ち点1を逃し、ホームチームに勝利を譲った。バルサは、リーガで二戦連続で黒星を喫し、順位表の上位から離されることになった。

ファルカオの先制点

ロナルド・クーマンは、テア・シュテーゲン、セルジ・ロベルト、エリック・ガルシア、ピケ、ジョルディ・アルバ、セルヒオ、ニコ、コウチーニョ、デスト、メンフィス、クン・アグエロのスタメンで試合をスタートした。コウチーニョは、この試合でバルサのユニフォームを身につけ、100試合目を迎えた。また、セルヒオ・アグエロは、この試合で初スタメン出場を果たすことになった。

ファルカオの先制点

前半は、両者ともゴールを狙い、ボールを奪い合う激しい展開となった。アンドニ・イラオラの率いるチームは、高い位置でプレスをかけ、バルサのボール出しを防いだ。だが、中盤でボールを失った一瞬のミスが、均衡を崩す結果を生んだ。そのボールをトレホが奪い、ファルカオがフィニッシュを担い、この日、最初のゴールをテア・シュテーゲンのゴールに突き刺した。その5分後には、メンフィスのプレーからデストがチャンスを手にするも、クラシコの時同様に、足もとのボールは打ち上げられ、スコアを動かすことはできなかった。バルサは、僅差リードを許したまま、ハーフタイムを迎えることになった。

同点チャンスも生かせず、無得点

同じ顔ぶれでスタートした後半3分、ジョルディ・アルバからのパスを受けたニコが左からクロスシュートを放つも、わずかに枠をとらえず、ゴールネットを揺らすことができなかった。この日、スタメン出場したクン・アグエロは、2度、同点ゴールチャンスを手にしたが、スコアボードは変わらなかった。

後半15分、バルサは最初の交代を行ない、セルジ・ロベルトに変わって、デミルがピッチに入った。バルサはゴールを求め続け、後半26分、エリア内のメンフィスにファウルが犯され、バルサはPKチャンスを得た。しかし、PKを蹴ったメンフィスのシュートをディミストリエフスキがセーブし、バルサの同点から逆転へのシナリオは、崩れてしまった。

後半39分に、ニコに変わって、ルーク・デ・ヨングがピッチに入った。しかし、スコアボードの表示は変わらないまま、時間が過ぎていった。

8分間のアディショナルタイムが加わり、バルサは、最後の瞬間までゴールを狙い続けた。デストのセンタリングからアグエロが再び、シュートも、この日は、ポストに嫌われたようだった。アグエロが左サイドから放ったパスを、ゴール正面でガビが受けたが、そのシュートは打ち上げられた。

バルサはバジェカスから、勝ち点を手にせずに去り、再び、今週末、土曜日にアラベスを前に、勝ち点３を狙いに行くことになった。