アンス・ファティ、2027年まで契約延長

FC バルセロナとトップチームの選手、アンス・ファティは、契約を2027年6月30日まで更新することで合意に達した。 契約破棄金は、10億ユーロに設定される。
 
新契約の公式手続きを行なうことで、このマシア出身の選手は、今季の残りに加えて、今後、5年間、クラブと契約することになる。その手続きに関するイベントは、10月21日（木）に下記のように行われる。

•  12 時：写真撮影及びその後、アウディトリ1899にて、記者会見

この様子は、バルサ TV 及び Barça TV+ を通して、12時からフォローでき、11時30分からは、カンプノウで選手と共に特別番組が行われる。 

若い記録破りの選手

アンス・ファティ は、2002年10月31日に、ギネアビサウの首都、ビサウに生まれた。現在、たったの18歳という若さにもかかわらず、既に世界的にサッカー面でのセンセーションを起こしている。2012年にFCバルセロナの下部カテゴリーにやってきたアンスは、2019年8月25日、アンス・ファティは、16歳で、リーガのトップチームデビューを果たし、現在、背番号１０を背負い、最も将来性のある選手の一人だ。

2019年8月25日、アンス・ファティは、バルサ史上最年少から2番目の若さ、16歳298日という年齢で、リーガのトップチームデビューを果たした。これを唯一、超える記録を持っているのは、ビセンテ・マルティネスであり、16歳9ヶ月7日でデビューを果たしている。アンスは、背番号31番をつけて、カルラス・ペレスと交代して、2019/20年リーガ2節のベティス戦に途中出場し、バルサは、カンプノウで行われたこの試合を 5-2で制した。その1週間後、オサスナ戦で、アンスは歴史に残るあらたなマイルストーンに達した：バルサ史上、リーガでゴールを決めた最年少選手になったのだ。

記録は降り続けている。カンプノウで行われたバレンシア戦では、バルサ史上、最年少スタメン選手となり、また、たった7分間で、リーガ史上、同じ試合でゴールとアシストを決めた最年少選手となった。それだけではない。その夜、カンプノウ史上、最年少ストライカーとなった。バルサの枠に囚われず、他チームも含めた上での記録だ。

また、チャンピオンズでも、ファティは、16歳321日でボルシア・ドルとムンド戦に参戦し、チャンピオンズリーグでプレーしたバルサ史上最年少選手となった。 欧州大会での初ゴールは、サン・シロで行われたインテル戦 (1-2)で、17 歳40日の時点でマークし、 1997年に創立されたこの大会での最年少記録となった。それらの記録の数々は、下記から:

47 試合15ゴール

2020年11月に重い負傷に見舞われ、ほぼ10ヶ月近くプレーできずにいたアンス・ファティだが、トップチームで47試合に参戦しており、15得点3アシストで貢献している。ゴールの内訳は、リーガで 13（今季2得点）、チャンピオンズリーグで2ゴールだ。