プレビュー | FC バルセロナ - ディナモ・キエフ

リーガの勝利で勢いに拍車をかけたバルサの、次なる目標は、チャンピオンズリーグでの今季初勝利だ。その目の前の対戦相手は、ディナモ・キエフになる。ミルチェア・ルチェスクの率いるチームがグループ内3位のポジションで、カンプノウにやってくる（キックオフは現地時間6.45pm) 。

クーマンの率いるチームは、再び、欧州大会におけるグループリーグのポジションをあげる必要性がある。スタンドの熱が勝点３をウクライナのチームを前に戦うチームが勝点３を手にするための鍵となる。

対戦相手

監督: ミルチェア・ルチェスク 彼が監督として、バルサと対戦した過去の成績は、ここまで７敗2勝1分だ。 データはバルサにポジティブなものであり、同じ対戦相手、この場合は、バルサに最も多く負けたチャンピオンズリーグ史上の監督としてのランキングの2番目に位置するからだ。 

得点選手: 欧州大会においては、これといって際立っている選手はいない。というのも、これまでの二試合で、無得点だからだ。しかし、ウクライナリーグにおいてその得点が目立っているのは、ツィガンコフだ。8ゴールを決めている23歳の右サイドプレーヤーは、既にカンプノウでゴールを決めたことがある。昨季、やはり、グループリーグで対戦した際に得点している。   

チーム現況: ここまで、ベンフィカとスコアレスドロー、バイエルン・ミュンヘンに5-0の黒星を喫してやってきた。現在、チャンピオンズリーグでは、3位のポジションにいるも、ウクライナリーグでは首位であり、最終節にリヴィウを前に勝利(1-4)をあげてきた。

過去のデータ

• チャンピオンズリーグのホームゲームで、バルサは、ディナモ・キエフを前に高い勝率を誇っている。ホームでプレーした6試合のうち、負けたのは1試合だけであり、それも、1997年まで遡る必要がある (0-4)。  
  
  

• また、昨季のチャンピオンズリーグでの2試合では、カンプノウで2-1で勝利をあげ、キエフのオリンピックスタジアムでも、0-4と勝利をあげている。

アンス・ファティに注目

アンス・ファティ が 万全になり戻ってきた。バレンシア戦でスタメン出場し、ゴールを決めた後、バルサの10番は、チャンピオンズリーグでの注目を浴びている。実際、カンプノウで行われたチャンピオンズリーグにスタメンとしてプレーした2試合では、3ゴールに直接関与ー1得点2アシストーしてみせた。また、その最も最近のデータが、 2020年11月に行われたディナモ・キエフ戦だったのは興味深い。ファティは、ホームで勝利を与えることになったジェラルド・ピケのゴールをアシストしたのだった。

アンス・ファティのようにインスピレーションあふれる選手とスタンドの熱気、リーガでの最後の勝利といった要素を手に、バルサは、欧州での最初の勝点３を求め、試合に挑む。