ジョアン・ラポルタ、レオ・メッシ退団の理由を説明
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ジョアン・ラポルタ会長は、金曜日、アウディトリオ1899 にて、レオ・メッシとの別れの理由を説明するために、記者会見を開いた。FCバルセロナの会長は、「レオは残留したかったし、クラブは残留して欲しかったが、リーガの規約により、それは叶わなかった。私たちは、リーガに半世紀に亘り、クラブの放映権を譲渡するという合意を受け入れなければならず、FCバルセロナが全てにおいて先にありきでなければならない」と話した。
メディアへの質疑応答を受ける前に、ラポルタ会長は、イントロダクションを行い、そこでレオ・メッシとFCバルセロナの間で合意を形にできなかった複数のポイントを強調した。「何より、私たちは、クラブの給与額が、収入の110%を占めるという、クラブの前フロントからの悲惨な遺産を引き継いでいる。私たちに給与分のマージンはなく、リーガの規則は経済的フェアプレーとして、給与制限を設けている」と説明した。
会長は、「私たちがクラブにやってきた時、監査及びシーズンのクロージングの後、数字はよくなったように見えたが、予想よりも、ずっと悪かった。その結果、予想よりもずっと大きな損失となり、負債もかなり大きく膨れ上がることになった。それは現在のスポーツ面の契約では、サラリーの賃金が多くを占めている。私たちに給与分のマージンはなく、リーガの規則は経済的フェアプレーとして、給与制限を設けている。私たちは、リーガに50年間に亘り、クラブの放映権を譲渡するという合意を受け入れなければならない」。「クラブは、何においても、先にありきでなければならない。選手や世界一の選手、会長、フロント、全てにおいて、バルサが先にありきでなければならない」
さらに、「レオの登録には、バルサにとっての関心とは遠いところにある、リーガの取引を受け入れなければならない。バルサのテレビ放映権を半世紀にわたって譲渡するということは、受け入れられないと理解している」と付け加え、「レオは残留したかったし、クラブは残留して欲しかったことは、明確にしたい。だが、交渉を行わなければならず、厳しさと数字で分析しなければならない。リーガの規約がもっと柔軟性を持つことができれば、というのはあるが、それは言い訳にはらない。なぜなら、私たちは既にそのことは知っていたからだ。レオ・メッシは全てに値するし、彼のバルサへの愛情とバルセロナに残りたいという意思を表現した。私は悲しいが、私たちは、FCバルセロナの関心を踏まえた上での最善を行なったと確信している」
また、ラポルタ会長は、「現在、私たちは、解決を見出すためのわずかなマージンを手にしているが、レオがいなくても、給与制限はある。その割合は、4対1だ。新たな2500万の給与を払うためには、1億が出ていかなければならない。現在、予算に関する給与率は、 110% から 95%に下がった」と説明し、「新加入選手は、私たちの計算によれば、登録することはできるが、レオが値するものは、それは4人の加入選手の比ではない。だからこそ、努力をしてくれたし、それは感謝している。チームは、まだ固定していないし、市場が閉まるのは、8月31日だ。まだ、いろんなことが起こりうる」と現況を語った。
最終的に、損失に関して、ラポルタは、「当初の損失は、2億ユーロほどだったが、最終的には、4億8700万ユーロにあがり、それは非常に大きい数字だ。スポンサーによる影響について、私たちはより取り組み、バルサとは何かを説明し、もっと多くのスポンサーを得るために向上しなければならない。私たちには、偉大な才能を持った選手がおり、今後も出てくるだろうし、それはスポンサーのモチベーションや期待につながることだろう」と明言した。
ジョアン・ラポルタ会長の記者会見フルビデオ:
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