メッシ、リーガの統計でトップ

レオ・メッシ は再び、個人レベルでの素晴らしいシーズンを終えることになった。それは、攻撃面での統計データの大半でリーダーであることを見ても、一目瞭然だ。リーガにおいては、メッシは、実に４項目でトップに立っている。続けて、バルサのキャプテンが、リーガの攻撃においていかに個人レベルで際立っていたかを証明する統計データを見ていこう:

更なるゴール (30)

バルサの '10' 番は、5年連続、合計8回目のリーガ得点王となった。メッシが決めたゴールの数は、35試合で30ゴールであり、更に9回のアシストを決めており、新たな最多得点王のコレクションを広げた。次点に続いたのは、ベンゼマ、ジェラルド・モレノ(23)、ルイス・スアレス (21)だ。

最多シュート (91)

メッシは、また、枠を捉えるシュート回数でも、91回で最多だ。ベンゼマ (55)、ジェラルド・モレノ (47)、ラファ・ミル(46)が距離を置いて、続く形だ。

総シュート数 (196)

リーガでのシュート数は、ほぼ 200 回に登った。メッシはゴールを決め、シュートを求め、各試合でそれを行なっていることを明らかに証明している。続くのは、ベンゼマ (123)、ラファ・ミル (120) 、ルイス・スアレス(104)だ。

ポスト数 (8)

執拗にゴールを狙う姿勢が、ゴール寸前なるも、ポストに当たって終わることがある。メッシのシュートがポストにはじけたのは、8回。ベンゼマ(7)、ジェラルド・モレノとイサック  (5)がそれに続く。

最多FKゴール (3)

メッシの得意技の一つだ。メッシは、今季、リーガでフリーキックから3ゴールをマークし、既に合計50回ものゴールを決めている。今季、ホセルーが2回、決めているのが、メッシ以外に1ゴールを超えてFK弾をマークした唯一のケースだ。

エリア外からの最多ゴール (8)

アルゼンチン人選手は、あらゆるスキルに長けており、エリア外からのゴールもその一つだ。3回のフリーキック弾以外に、エリア外から5得点をマークしている。続くのは、ベンゼマ（４）、3ゴールのラファ・ミル、ホセルー、クロース、パレホだ。

最多チャンスメイク (77)

メッシは、ゴールチャンスメイクを、アシストにしろ、シュートにしろ、最も多く行なっている選手でもある。まさに攻撃を生み出す「プレイメイカー」であり、常に危険を生み出している。次点は、ダビッド・フェレイロ(73)、クロース (67)、ナバス (64)、アスパス (62)。

対戦エリアでの最多パス数 (1.636)

バルサのキャプテンは、対戦相手のエリアで、最も多く介入している選手の一人だ。それに続くのは、やはりバルサの選手３人、フレンキー・デ・ヨング(1.579)、セルヒオ(1.574)、ジョルディ・アルバ(1.478)であり、その後にパレホ(1.430)、モドリッチ (1.224)と続く。

１対１のトライ数 (261)

メッシの武器の一つは、常に１対１の状況を求めることだ。メッシ以上に１対１を求めようとする選手(261)はいない。次点のハビ・ガランの数字は、一位とはほど遠い 164だ。

１対１の成功数 (159)

トライするだけでなく、成功数でも、メッシは群を抜いている。159 回成功させているメッシにつぐのは、やはり、ガラン(121)、そこから遠く離れて フェキル (85)、ジェラルド・モレノ (71)、ブライアン・ヒル(67)、オカンポス(67) の順となる。

ファウルを受けた数 (99)

メッシは常に対戦相手のディフェンスに狙われており、よって、ファウルを受けた数も最多の９９となった。ガラン (97)、フェキル (93)、キケ・ガルシア (92)がそれに続く。また、この99回、受けたファウルのうち、43回が、ピッチの最後の3分の１の一であり、その数は他の選手より抜きん出ている。

ドリブルからのシュート (62)

これまたお家芸だ。ボール運びの流れからのシュートは、レオ・メッシのレパートリーの一つであり、今季のリーガでは、実に62 回、行なっている。遠いながら続く数字は、フェキル(37)、スソ (28)、バルサのデンベレ（27）の順だ。

ドリブルからのチャンスメイク (28)

メッシがボールを運ぶ時、危険が伴うのがお約束だが、今季は、ゴールへの明確なチャンスをそこから、28回、生み出している。続くのは、バルサのデンベレで、イアゴ・アスパスと並んで23回、チャンスメイクしている。

ボールを運んだ数 (967)

メッシがボールを運んだ数 967 回に続くのは、フレンキー・デ・ヨング (877)、3位のフェキル （479）のほぼ倍だ。4位は、再び、バルサのウスマン・デンベレ（459）。