レバンテ - バルサ: リーガ最終章に向けての新たな一章
リーガ最終章に向けて、新たな一章の始まりだ。ロナルド・クーマンの率いるチームは、国内タイトルを求めて、今晩、レバンテに挑むために遠征する（現地時間22時キックオフ）。目標は、勝点2点差でレアル・マドリード（2位）とバルサの前にいる首位のアトレティコ・デ・マドリードにプレッシャーをかけることにある。
上位３チームとセビージャに、リーガタイトルを制覇できる可能性が残されている。バルサは、この中で最初の試合を今晩行ない、勝利をあげれば、今夜、暫定一位として床につくことができる。セビージャは、水曜日19時から、一方、アトレティコ・デ・マドリードはレアルソシエダと22時から、レアル・マドリードは木曜日にグラナダと22時に今節の試合を行なう。
パコ・ロペスの率いるチームとの対戦は、リーグタイトル争いの鍵となる。
関連データ
容易な試合にはならない。バルサは、最近のシウタ・デ・バレンシアへの遠征において、3回中2回は、黒星を喫しているのだ。最後の黒星は、昨季 (3-1)であり、これまで、14回、訪れているのが、その内訳は、7勝4分3敗だ。
とはいえ、楽観を呼び込むデータもある。この14試合でバルサはレバンテを相手に必ず、最低1ゴールをマークしているのだ。
2014/15n年、 2018/19年の 0-5 の試合が、シウタ・デ・バレンシアで行なった最高のゴールフェスティバルだ。
また、バルサは、少なくとも、リーガでのレバンテ戦10試合でゴールを決めているレオ・メッシを手にしている。メッシは、レバンテとの試合で、13ゴール10アシストという結果を出しているのだ。
対戦相手
レバンテの目的: パコ・ロペスの率いるレバンテも、勝利を目指している。現在、残留に近づいているが、まだ、数的に確定はしていないからだ。佐伯、リーガで８試合中6試合を落としているため、再び、勝利を求めている。
現況 バレンシアのチームは、リーガ最終節でアラベスを前に 2-2 で引き分け、現在、順位表14位、勝ち点39点で降格ゾーンのウエスカ、エルチェと勝ち点9点差にある。バルサを前に勝ち点１を手に入れれば、残留が確定する状況にある。
注目選手: ホセ・ルイス・モラレスは、35試合で12得点をマークしており、自身の1部での自己記録 (18/19年に12得点)に並んでいる。
バルサ招集リスト
ロナルド・クーマンは、招集リストに 23人の遠征メンバー を発表した。アトレティコ・デ・マドリード戦と同じ顔ぶれで遠征に向かうことになる。: テア・シュテーゲン、デスト、ピケ、アラウホ、セルヒオ、グリーズマン、ピャニッチ、ブライスバイテ、メッシ、デンベレ、リキ・プッチ、ネト、ラングレ、ぺドリ、トリンコン、ジョルディ・アルバ、セルジ・ロベルト、フレンキー・デ・ヨング、ユムティティ、ジュニオル、イライシ・モリバ、ミンゲサ、アルナウ・テナス 負傷欠場は、コウチーニョとアンス・ファティ、マテウスは監督判断による欠場。
レバンテ戦前に、前日記者会見で、クーマン監督は、「リーガは非常に互角な状況にある。どこも同じように苦労しているが、私たちは残りの全試合で最善を尽くさなければならない。その後のことはそれからだ」と話している。
最終章まで残された3章、最初の一章は、レバンテーバルサ戦から始まる。リーガ終盤に既に入っているが、現在、全ての可能性はまだ開かれている。レバンテに勝つことが、リーガの優勝杯を持ち上げるための可能性を維持することになる。