プレビュー:FC バルセロナ - アトレティコ・デ・マドリード
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1位対3位。その差は、勝ち点2。目的は一つ。リーガだ。FCバルセロナは、今週の土曜日、カンプノウで、アトレティコ・デ・マドリードを迎え撃つ(現地時間16時15分キックオフ)。まさに決戦だ。この試合は、単に欧州のビッグチーム同士の対決というだけでなく、リーガでの現在の順位表を賭けた戦いとなる。
シメオネの率いるチームは、現在、勝ち点76点で首位だが、レアル・マドリード(2位)とバルサ(3位)との勝ち点差は、たった2だ。つまり、バルサが勝てば、ロナルド・クーマンの率いるチームは、今季初めて首位の座について、ベッドに入ることができるのだ。
日曜日は、レアル・マドリードと勝ち点70点で4位のセビージャが対決する。セビージャもリーグチャンピオンになる可能性を残しており、この両者の試合は、明日、現地時間21時に行われる。
もちろん、バルサは残りの全ての試合に勝たなければならず、レアル・マドリードが残された4試合の中で、どこかで勝ち点を落とさなければ、リーグチャンピオンにはなれない。残された4回のファイナルは、今週の土曜日、ルイス・スアレスが初めて古巣と対決するアトレティコ戦から始めることになる。
過去の対戦データ
とはいえ、現状で自力で優勝できるのは、4クラブチームの中で、アトレティコ・デ・マドリードだけだ。カンプノウで勝てばいいだけだが、その状況は 2005/06年以来、起きていない。その際は、フェルナンドトーレスのダブルゴールとマキシ・ロドリゲスのゴールで、1-3に終わった。バルサ側のゴールは、現在のコーチスタッフ、ヘンリク・ラーションが決めた。
その時以来、リーガで、バルサは、10試合で勝利をあげ、4回、引き分けている。昨季の試合は、3回のPKにオウンゴールで、 2-2 の結果に終わっている。
楽観を呼び込むもう一つのデータは、レオ・メッシがアトレティコ・デ・マドリードを前に決めているゴールの数だ。アトレティコは、メッシが得点を決めるお気に入りチームチスとの2番目であり、42試合中32ゴールをマークしている。
対戦相手
シメオネの率いるチームは、カンプノウに首位チームとしてのプレッシャーとともにやってくる。19節には勝ち点50点を手に、当初からリーグを率いてきており、2月下旬には、レアル・マドリーとバルサから10点差をつけるところまでいったが、レアル・マドリード、バルサ共に、調子をあげ、それがアトレティコのスランプと重なり、リーガは最後まで予断を許さないエキサイティングなものになっているのだ。
アトレティコ・デ・マドリードは、世界的スター選手にあふれる招集リストを手に、カンプノウにやってくる。元バルサのルイス・スアレスには特に注目が集まっている。彼は今季、19ゴールを決めており、一方、マルコス・ジョレンテは12得点10アシストをマークしている。
「精神力も重要になる」とロナルド・クーマンは、前日記者会見で話しており、オンボールの重要性も改めて訴えている。
🔊 @RonaldKoeman: 「私たちはとても良い2チームだが、比較することはできない。スタイルも勝ち方も違う。私たちは、スペースを生み出し、効率的なプレーをするために最終ラインでのオンボールのプレーが非常に良いものである必要がある」 #BarçaAtleti pic.twitter.com/8nVOvjr9sP
— FC バルセロナ (@fcbarcelona_jp) May 7, 2021
ロナルド・クーマンは、この試合に23人の選手を招集している: テア・シュテーゲン、デスト、ピケ、アラウホ、セルヒオ、グリーズマン、ピャニッチ、ブライスバイテ、メッシ、デンベレ、リキ・プッチ、ネト、ラングレ、ぺドリ、トリンコン、ジョルディ・アルバ、セルジ・ロベルト、フレンキー・デ・ヨング、ユムティティ、ジュニオル、イライシ・モリバ、ミンゲサ、アルナウ・テナス 負傷欠場は、コウチーニョ、アンス・ファティ、一方、マテウスは、監督判断による欠場となる。
カンプノウは、今季、 2020/21年リーガにおいて、最も重要な舞台の幕をあげることになる。緞帳は既にあがっている。
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