バルサ - バジャドリード: デンベレ弾で黄金の勝ち点3 (1-0)

バルサ - バジャドリード: デンベレ弾で黄金の勝ち点3 (1-0)

バルサは、後半90分に首位に勝ち点1点差と迫ることになる重要な勝利をデンベレ弾で手にした

リーガで対抗するために必要な勝利だった。バルサは、バジャドリードを前に、デンベレが試合終了間近に決めたゴールのおかげで、僅差にて勝ち点3を手にすることになった。この勝利で、バルサは、首位のアトレティコ・デ・マドリードに勝ち点1点差と迫った。

無失点の前半

首位のアトレティコ・デ・マドリードが、前日、セビージャを前に黒星を喫したため、勝利をあげれば、リーグ優勝は、他に依存する必要がなくなる・・・。リーグ優勝を見据えて、重要性の高いこのホームゲームに、ロナルド・クーマンは、テア・シュテーゲン、デスト、ミンゲサ、ラングレ、ジョルディ・アルバ、セルヒオ、フレンキー・デ・ヨング、ぺドリ、グリーズマン、デンベレ、メッシと、本気のイレブンをピッチへ送った。

今季の常で、観客のいないホームで、試合はホームチームの思うようには進まなかった。両者互角の試合が続き、バルサがポゼッションを支配する一方で、バジャドリードも危険なチャンスを生み出した。コドロのヘディングがバーを叩き、ロケ・メサのシュートが2度、テア・シュテーゲンのゴールを驚かした。一方で、バルサはハーフタイム寸前にぺドリが明白なチャンスを手にし、正面から放ったシュートは、マシップの手をすり抜けたものの、ボールは、ゴールの角にあたり、中に入りたがらなかった。その結果、前半は、スコアレスドローで折り返すことになった。

後半14分、絶好のチャンスが訪れ、メッシのパスを受けたデンベレのセンタリングに合わせて、グリーズマンがシュートを放つも、わずかに枠を捕らえなかった。2回ものチャンスがあったが、マシップはバジャドリードのゴールを守った。後半18分、クーマンは、最初の駒を動かした。セルヒオ、グリーズマン、ミンゲサに代わり、アラウホ、ブライスバイテ、トリンコンの3人がピッチに立った。更に後半32分、ぺドリに変わってイライシ・モリバが入った。両者とも、相変わらず、ゴールネットを揺らせないまま、後半35分、デンベレに危険なファウルを犯したオスカル・プラノがレッドカードを受けた。

救世主・デンベレ

クーマンは、最後の交代枠を使い、デストに変えてリキ・プッチをピッチに送った。このまま、同点で試合が終わるかと思われた後半45分、右サイドからフレンキー・デ・ヨングが放ったセンタリングをアラウホが受けたものの、そのこぼれ球をデンベレが左足で押し込む形で待望の勝利弾が生まれた。

バルサは、苦しんだ末に手に入れたこの勝ち点3で、首位のアトレティコ・デ・マドリードに勝ち点1点差と迫り、改めて、リーグ優勝争いへ戦線布告を告げた。

 

Força Barça
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