バルサ – セビージャ: 逆転で決勝進出 (3-0、 3-2)

バルサ – セビージャ: 逆転で決勝進出 (3-0、 3-2)

バルサは、デンベレ、ピケ、ブライスバイテのゴールで、第一レグの 2-0をひっくり返し、国王杯決勝への切符を手に入れた

国王杯決勝を導く逆転だ。バルサは、セビージャを前にカンプノウでインテンシティが高く、危険を数多く生み出す試合を披露した。デンベレが前半に先制点をマークし、全てが終わったように思われた後半が終わる寸前にピケが延長戦に繋げるゴールを決めた。

そして、アディショナルタイムに、数的有利になったバルサは、ブライスバイテのゴールで、スコアを 3-0に伸ばした。この結果が、第一レグの 2-0 を超えて、国王杯決勝進出の切符を呼び込むことになった。

バルサの支配 

逆転進出を狙って臨んだ国王杯準決勝第二レグに、ロナルド・クーマンは、テア・シュテーゲン、デスト、ラングレ、ピケ、ジョルディ・アルバ、ミンゲサ、セルヒオ、フレンキー・デ・ヨング、ぺドリ、デンベレ、メッシの11人をスタメンに選んだ。一方、先週末のリーガでバルサにホームで0-2で敗れたセビージャは、6人もの顔ぶれを変えて試合に臨んだ。カンプノウのピッチに立つやいなや、最初はデストが、続いてデンベレが、バシリッチの守るゴールを攻め、バルサはインテンシティの高い試合を展開しながらも、シュートはゴールの形にならなかった。だが、攻撃は、バルサのモノローグであり、セビージャにボールをとられるやいなや、すぐに取り返し、バルサの支配が続いた。

デンベレの先制点

逆転を求める最初のゴールは、前半11分に訪れた。エリア外から、スペクタクルなデンベレがシュートを突き刺し、先制点をマーク。デンベレは、週末のリーグ戦に続けて、セビージャに2試合連続でゴールを決めた形となった。決勝進出に向けて、早い時間に最初の得点を決めたバルサだが、そこからの道程は長かった。前半は、そのままスコアが変わらず、バルサは1-0で折り返すことになった。

諦めない姿勢への褒賞

後半17分に、クーマンはデストに変えて、グリーズマンをピッチに入れ、最初の交代を行なった。後半22分には、そのグリーズマンのセンタリングを受けたジョルディ・アルバが放ったボレーシュートが、ポストに弾けた。その4分後には、エリア内でミンゲサがオカンポスにファウルを犯し、PK判定が下された。決勝進出が遠のいたと思われたが、そのシュートをテア・シュテーゲンがセーブし、失点を許さなかった。後半33分に、ミンゲサとセルヒオに変えて、イライシ・モリバとジュニオルが入った。試合終了まで後2分を余した43分に、クーマンはぺドリとデンベレに変えて、ブライスバイテとトリンコンを投入し、状況の打開を図った。 

4分間のアディショナルタイムが与えられたその時間に、待ち焦がれた瞬間が訪れた。フェルナンドが2枚目のイエローを受け、退場隣、バルサがセビージャを前に数的有利にたった状態で、グリーズマンのセンタリングを受けたジェラルド・ピケがシュートを押し込み、スコアを2-0にした。そのゴールが、延長戦を呼び込んだ。

ブライスバイテ弾で決勝へ

バルサは、延長戦に試合と同じインテンシティで挑んだ。ジョルディ・アルバのセンタリングを受けたブライスバイテが放ったシュートがゴールネットを揺らし、スコアは、 3-0になった。この結果が国王杯決勝への進出を決めた。バルサは、クラブ史上42回目の決勝進出を決めた。

 

Força Barça
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