カンプノウでの辛い黒星
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対戦相手の効率性の前にバルサは、望んでいた結果を手にすることができなかった。PSGを前にカンプノウで行われたチャンピオンズリーグ16強第一レグ (1-4) は、レオ・メッシが前半にPKにより、先制点を手にしたにもかかわらず、早急にエムバペが同点にし、その後、更に後半に同選手に2得点、キーンに1得点を決められる結果となった。
この要求度の高い試合に、ロナルド・クーマンは、テア・シュテーゲン、デスト、87日ぶりに招集リスト入りしたジェラルド・ピケ、ラングレ、ジョルディ・アルバ、セルヒオ、フレンキー・デ・ヨング、ぺドリ、デンベレ、グリーズマン、メッシのイレブンをカンプノウのピッチに送り込んだ。試合が始まるやいなや、両者は互いのゴールマウスを目掛けて走り始めた。
シーソーゲームの前半
前半14分、ぺドリのアシストからグリーズマンがナバスと1対1になり、最初の好機を得るも、得点にはならなかった。18分には、イカルディがバルサのディフェンスを破り、テア・シュテーゲンのゴールマウスにシュートを放つも、ぺドリがそれを阻んだ。
先制点は、前半28分にやってきた。エリア内に走り込んだフレンキー・デ・ヨングがファウルを受け、PKが吹かれ、それを請け負ったメッシが、ケイロル・ナバスの守るゴールマウスに、先制点を突き刺した。
効率性をみせたPSG
だが、その結果はハーフタイムまでも続かなかった。バルサが先制点を決めたその2分後には、エムバペが同点弾をマーク。試合は、再び、振り出しに戻った。前半37分には、グリーズマンのクロスシュートが、わずかにゴールを捕らえず、追加点とならなかった。一方のPSGも、モイーズ・キーンがゴールマウスを狙うが、ネットを揺らせず、両者互角の試合が続いた。前半44分には、セットプレーからイカルディのヘディングが、テア・シュテーゲンのネットを揺らす寸前であり、緊張感の高い前半は、1-1のドローで折り返すことになった。
後半が始まるやいなや、再び、エムバペのシュートがバルサのゴールマウスを襲った。さらに後半5分には、キーンのシュートが枠を捉えるも、テア・シュテーゲンが素晴らしいセービングをみせて、PSGの追加点を防いだ。しかし、後半20分のエムバペのシュートを防ぐことはできなかった。その5分後、後半25分、モイーズ・キーンのヘディングシュートが、テア・シュテーゲンのゴールマウスを揺らした。
クーマンは、デストに変わってミンゲサを、その後、後半33分には、ピケ、セルヒオ、ぺドリに変えて、リキ・プッチ、トリンコン、ピャニッチを投入し、更に、39分にはグリーズマンに変えて、ブライスバイテをピッチに送り、ゴールを求め続けた。だが、得点を決めたのは、再び、エムバペであり、後半41分に1-4になったスコアは、そこから変わることはなかった。もし、バルサが進出したいのであれば、3月10日にパルク・ド・プランスで逆転の結果を出すことが必要不可欠となった。
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