バルサ-PSG: プレビュー

チャンピオンズリーグがカンプノウに戻ってくる。バルサは、要求度の高い対戦相手、PSGをチャンピオンズリーグ16強のライバルに迎える。バルサは、リーガでは、アラベスを前に大勝（5-1）をあげたばかりであり、この好調の波に乗り、ロナルド・クーマンの率いるチームは、3月10日にパルク・ド・プランスでの第２レグを余裕を持って迎えられるような結果を残すべく、試合に臨む。

対戦相手

監督: マウリシオ・ポッチェティーノ監督 は、過去にバルサと監督として対戦ーエスパニョールとトッテンハムの監督としてーした１１試合のうち、勝利をあげたのは、一度のみだ。その内訳は、6敗4分1勝。

得点選手: ネイマールが今季、チャンピオンズリーグで6得点をあげており、それに3得点のモイーズ・キーン、2得点のエムバペと続く。

近況: PSG は、グループリーグを勝ち点１２点と首位通過している。内訳は、４勝２敗。国内リーグでは、勝ち点５４点で2位であり、リールまで勝ち点１点差、3位のオリンピーク・リヨンとは２点差だ。

欠場: ネイマール、ディ・マリア、フアン・ベルナット、ダグバ、フランキ、ペンベレ、サイモンズが、招集リスト外の選手となる。

対戦データ

バルサファンの記憶には、 2016/17年の逆転が蘇ることだろう。 2017年3月8日、バルサは、第一レグの4-0 から、逆転してみせたのだ。あの夜、バルサはカンプノウで 6-1で制し、魔法がかった夜を過ごし、ベスト８への進出を決めたのだった。

パリのチームを前に行なった試合は、それだけではない。過去に9回、対戦しており、最初の顔合わせは、 1994/95だった。試合は、 PSGがベスト８の進出を手にして終わった。そして、その結果は、その後、繰り返されることはなく、残りの対戦では、常にバルサが進出を決めてきた。 

バルサは、カップウイナーズカップを1996-1997 年にPSG (1-0) を前にあげており、 2012/13 年のチャンピオンズリーグ(ベスト８) 、2014/14年 (ベスト)に PSGを制して進出している。また、2014/15年のチャンピオンズリーグのグループリーグで対戦した際は、両者がそれぞれ、勝利を手にしている。

クーマン、ジョルディ・アルバ前日記者会見

「自信をもって勝ち抜き戦に立ち向かう」とオランダ人監督は、前日記者会見で、今夜のバルサ-PSG 戦について話した。「両チームとも大事な選手が欠場しているが、非常に面白い試合になるだろう」と話すバルサの目標は、第一レグで良い結果を手に、次戦を迎えることにある。

また、ジョルディ・アルバも前日、メディアの前に現れ、「PSGは、偉大なライバルだ。僕らのサポーターもスタジアムにいながい、僕らは素晴らしい試合ができるようにトライする」と話し、「チームは非常に良い試合をしている。ちょっとしたディテールが進出を決定づける試合になるだろう」と話した。

試合当日、ロナルド・クーマンは、この試合に向けて発表した招集リストメンバーは、下記の通り: テア・シュテーゲン、デスト、ピケ、セルヒオ、グリーズマン、ピャニッチ、ブライスバイテ、メッシ、デンベレ、リキ・プッチ、ネト、ラングレ、ぺドリ、トリンコン、ジョルディ・アルバ、マテウス、フレンキー・デ・ヨング、ユムティティ、ジュニオル、イニャキ・ペニャ、ミンゲサ

ロナルド・アラウホ、フィリペ・コウチーニョ、セルジ・ロベルト、アンス・ファティは、負傷欠場。

マルティン・ブライスバイテ及び87日ぶりのジェラルド・ピケのリスト招集は、朗報だ。