グラナダ - FC バルセロナ: 大逆転そして準決勝へ (3-5)

グラナダ - FC バルセロナ: 大逆転そして準決勝へ (3-5)

グリーズマンとジョルディ・アルバが試合終了3分前に延長戦に持ち込み、再び、グリーズマンとジョルディ・アルバ、そしてデ・ヨングが準決勝へ導いた

バルサが、国王杯の準決勝に進出だ。進出が決まるまでの道のりは険しいものだった。グラナダが先制した2得点に対するバルサのリアクションは、完璧だった。グリーズマンとジョルディ・アルバが試合終了寸前に決めたゴールが、延長戦を呼び込み、最終的に、再び、グリーズマン、ジョルディ・アルバそして、フレンキー・デ・ヨングが決めたゴールが、準決勝へと導いた。

ロナルド・クーマンは、このグラナダとの対戦に、テア・シュテーゲンをゴールマウスに置き、ジョルディ・アルバ、ユムティティ、アラウホ、セルジ・ロベルト、セルヒオ、フレンキー・デ・ヨング、ぺドリ、トリンコン、メッシ、グリーズマンのイレブンをピッチに送り、試合をスタートした。

前半7分、メッシが個人プレーから、先制点をマークするチャンスを得るも、アーロンがクリア。そのクリアボールをトリンコンがシュートするも、再び、クリアにあった。バルサは、ひたすら、ゴールマウスを狙い続け、12分にはメッシのアシストからグリーマンが放ったシュートを再び、アーロンがセーブ、27分にはメッシのフリーキックが枠を捉えるも、グラナダの守護神の壁を破ることができず、スコアレスドローが続いた。前半33分、先制点を手に入れたのは、ホームチームだった。ユムティティのミスを利用し、ケネディがグラナダに先制点をもたらした。バルサは、シュートチャンス、ポゼッションを手にし、試合を支配しながら、一度の守備ミスで高い代償を払い、僅差リードを許し、前半を折り返すことになったが、後半、再び、同じ悪夢が訪れた。

後半2分のロストボールから、ソルダドがテア・シュテーゲンと1対1になり、追加点をマーク。バルサは、後半早々、2点のビハインドを追う形を余儀なくされた。

後半12分、クーマンは最初の交代を行い、違和感のあるセルジ・ロベルトの代わりに、セルジーニョを投入。後半15分には、メッシのシュートが枠内を捉えたが、再び、アーロンがセーブ、続けて16分にトリンコンが放ったシュートは、GKの手は免れるも、ポストに阻まれることになった。後半18分、トリンコン、ユムティティに変えて、マルティン・ブライスとデンベレがピッチに立った。得点チャンスは、生み出されるものの、ゴールネットを揺らすことができないまま、刻々と時間がすぎていった。後半31分、セルヒオに変わり、リキ・プッチが中盤に入った。

3分間のマジック

バルサのシナリオは変わらなかった。後半36分には、グリーズマンが放ったスペクタクルなオーバーヘッド弾を再び、アーロンが止めた。この日、神がかったセービングを繰り返したアーロンの前に、バルサが繰り出す数々のチャンスは、ことごとく、潰されることになった。後半42分に、デンベレが放ったシュートは、この日、二度目のポストに当たった。後半42分、誰もが失われたと思っていたボールをグリーズマンが執念で押し込み、1点を返した。後半43分にはメッシのシュートが再び、この日、三度目のポストに当たった。ボールは、ゴールマウスに入りたがらないようだった。

アディショナルタイムは、4分間。バルサは、最後まで諦めることを知らなかった。後半47分、グリーズマンのアシストを受けたジョルディ・アルバがバルサに期待をもたらす追加点をマーク。スコアは、2-2と振り出しに戻り、両者は、延長戦に突入した。

バルサスタイル

再び、バルサのモノローグが始まった。100分に、グリーズマンがヘディングからゴールを決めた(2-3)。しかし、その後、判定の厳しいPKが下され、フェデ・ビコが再び、同点弾を決めた (3-3、 103分)。しかし、バルサは勝利への執着心がブレることはなかった。108分には、メッシの放ったシュートのクリアボールをフレンキー・デ・ヨングが押し込み、スコアは3-4 になった。その後、113分に、ジョルディ・アルバが更にゴールを決め、スコアは  3-5に終わり、バルサの準決勝進出が確定した。 

次の金曜日、バルサは再び、抽選に参加することになる。準決勝の対戦相手が、その日に決まる。バルサにとって、60回目の国王杯準決勝となる。

Força Barça
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