プレビュー: エルチェ - バルサ

ヘタフェを前に対戦してから、15日ぶりにリーガが戻ってくる。この久々のリーグ戦は、マルティネス・バレロを舞台にする遠征試合となる（キックオフは、現地時間16時15分）。 

勝ち点を必要としているエルチェは、今回の試合がアウェー7戦目となるロナルド・クーマンが率いるチームを迎える。バルサは、2021年になってから、いまだにホームの芝でプレーしていないのだ。

アウェーの連戦が続く中、バルサは、今季初のリーガでの4連勝目を求めることとなる。このリーグ戦が終われば、再び、水曜日には、ラヨ・バジェカーノとの国王杯が待ち受けている。

対戦相手

エルチェは、12試合連続で勝利をあげておらず、降格ゾーン脱出をはかり、戦っている。現在、勝ち点17点でその内訳は、3勝8分6敗だ。チームを率いるのは、アルゼンチン監督、ホルヘ・アルミロンであり、最多得点選手は、それぞれ、4得点を決めているホサンとフィデルだが、フィデルは、ギド・カリジョ同様、この試合は負傷欠場となる。

過去の対戦成績

今季、バルサとエルチェは、既に顔を合わせている。プレシーズンのジョアン・ガンペル杯で両者は対戦しており、その際は、グリーズマンのゴールで、試合は 1-0 でバルサが制することになった。

しかしながら、公式戦で、両者が対戦した最後の試合は、6年前のことであり、その際は、バルサが、 0-6 でエルチェを破っている。

エルチェは、1974年の1-0以来、バルサと対戦した過去のリーグ戦15試合で一度も勝利をあげたことがない(11負 4分)。 

さらに、バルサは、エルチェを前に最近のリーグ戦8試合では、無失点だ。これをキープできれば、同じチームを前にしたバルサの無失点記録となる。

招集リスト

一方、ロナルド・クーマンの率いるチームは、大きな欠場選手がいる。レオ・メッシだ。メッシは、処分欠場のため、この試合に参戦できない。負傷欠場は、ピケ、コウチーニョ、セルジ・ロベルト、アンス・ファティ。

よって、クーマンが発表した21人の遠征リストの招集メンバーは下記の通り : テア・シュテーゲン、ネト、デスト、ラングレ、アラウホ、ユムティティ、ジュニオル、ジョルディ・アルバ、マテウス、セルヒオ、フレンキー・デ・ヨング、ピャニッチ、ぺドリ、トリンコン、ブライスバイテ、グリーズマン、デンベレ、リキ・プッチ、ミンゲサ、コンラッド、アルナウ・テナス 。

クーマン: 「我々には勝つ義務がある」

こういったデータにかかわらず、バルサの監督は、あらゆる対戦相手は、征服に困難が伴うことをわかっている。スケジュールがこれだけ厳しく、それも数々の遠征を過ごしている後ではなおさらだ。

こういった状況下、リーガが戻ってくる。しかし、目標は、常に同じだ。勝ち点３を積み重ね、リーガでの上位のポジションを狙い続けることにある。