グラナダ - バルサ: 完璧な1週間(0-4)

バルサは、グラナダで大勝 (0-4)し、ロナルド・クーマンは、1週間で三度目のアウェー戦で３勝を手に、再び、勝ち点３を手にした。レオ・メッシとグリーズマンがダブルゴールを決めた試合で、ロナルド・アラウホは、右足の違和感のため、出場することができなかった。アラウホは、負傷の状態を知るために、さらに検査を行なうことになる。

昨季のヌエボ・ロス・カルメネスでの屈辱を晴らすべく、クーマンは、テア・シュテーゲンをゴールマウスに、サイドバックに、ジョルディ・アルバとセルジーニョ・デスト、センターバックにミンゲサとユムティティ、セルヒオ、フレンキー・デ・ヨング、ぺドリ、デンベレ、メッシ、グリーズマンのイレブンをピッチに送り出した。セルヒオは、この試合で、レジェンドだけが手にできる歴史的な記録、バルサでの６００試合目を迎えた。

効率的な前半

ホームチームは、試合開始と共に攻撃に打って出た。テア・シュテーゲンは、前半1分から、プエルタスのシュートをクリアしなければならなかった。しかし、昨季と異なり、先制点は、バルサの掌中に落ちた。前半12分、ソルダドがクリアしようとしたボールは、グリーズマンへのアシストとなった。一方、グラナダの激しいプレスと攻撃もやむことはなく、22分にはソルダドが28分には再び、プエルタスがシュートを放つも、テア・シュテーゲンが再び、バルサのゴールマウスを死守した。

メッシ、7分間で2得点

ハーフタイムまで10分間を余して、メッシのショウが始まった。センターラインから、前線までボールを持っていったグリーズマンから、パスを受けたメッシが、ルイ・シルバのゴールマウスにシュートを突き刺したのが、前半35分。その7分後、前半42分に、メッシが再び、ゴールを決めた。右サイドから、デンベレが攻め上がる一方で、ゴール前のセンターに走り込んだぺドリに犯されたファウルを受けて、FKチャンスが訪れたのだ。バルサのキャプテンが、そのフリーキックを再び、ルイ・シルバのゴールに突き刺し、バルサは、0-3で前半を折り返すことになった。メッシは、7分間で2得点を決め、今季の得点を11に伸ばし、リーガの単独得点王に躍り出た。

後半19分には、フレンチコネクションが炸裂した。デンベレのアシストを受けたグリーズマンが、追加点をマークし、スコアを0-4に伸ばした。クーマンは、この結果を手に、後半20分、メッシとフレンキー・デ・ヨングに変えて、マルティン・ブライスとピャニッチを投入、続いて、後半27分には、ぺドリとデンベレに変えて、トリンコンとリキ・プッチをピッチに送った。後半35分には、最後の交代枠を使い、デストに変えて、ジュニオルがピッチに立った。グラナダのヘスス・バジェホが、マルティン・ブライスバイトに犯したファウルにより、レッドカードを受け、ホームチームを10人にしたが、後半のバルサは試合を完璧にコントロールしており、もはや、状況が変わることはなかった。バルサは、昨季のリベンジを果たし、グラナダでの倍返しの勝利を手に、完璧な1週間を終えることになった。