アスレティック– バルサ: カテドラルでの勝ち点３(2-3)

延期されていたリーガ2節、アスレティック・クラブとのサン・マメスでの対戦が行われた1月6日は、スペインでは、東方の三博士がプレゼントを持ってやってくる日だ。この日をサン・マメスで迎えたバルサは、ぺドリとメッシの素晴らしい活躍で、勝ち点３をというプレゼントを手に、バルセロナに戻ることになった。

早い先制点、スピーディなリアクション

新年を迎え、舞台をサン・マメスに移し、FCバルセロナは、伝統的な一戦、アスレティック・ビルバオとの試合に臨んだ。今年、二度目のアウェー戦に、ロナルド・クーマンは、この日、バルサで２５０試合目を迎えたテア・シュテーゲンを始め、デスト、ラングレ、ジョルディ・アルバ、セルヒオ、フレンキー・デ・ヨング、ぺドリ、メッシ、デンベレ、グリーズマンの顔ぶれをピッチに送った。

最初の先制点は、予想外に、試合が始まるや否やホームチームの手に渡った。前半3分、イニャキ・ウイリアムスが先制点をマークするも、バルサもすぐに反撃に出た。それが形になったのは、前半14分、メッシの放ったセンタリングにフレンキー・デ・ヨングが反応し、送ったアシストを受けたぺドリがヘディングシュートをウナイ・シモンの守るゴールマウスに押し込み、同点弾を決めた。

ぺドリーメッシの強力タッグ

前半33分には、デンベレがエリア外から力強いシュートを放ち、追加点を決めるかと思われたが、ウナイ・シモンがセーブ。両者、互角の試合が続く中、前半38分、バルサのキャプテンが、ぺドリの絶妙なアシストを受けて、追加点をマーク。16歳のぺドリと33歳のベテラン、メッシのタッグが再び、光った。

43分に、３点目を決めるチャンスを手にしたメッシのシュートは、わずかにゴールマウスを捕らせず、グリーズマンも３点目を手にする寸前だったが、最終的に、1-2のスコアでハーフタイムを迎えることになった。

メッシのリードで勝ち点３

後半、バルサには明確な2回のチャンスがあった。後半7分にメッシが決めたゴールは、オフサイド判定となり、取り消され、また、同じ主人公が13分に放ったシュートは、ポストに弾けた。だが、三度目の正直の言葉通り、後半16分に三度目のチャンスを手にしたバルサのキャプテンは、グリーズマンから受けたアシストを、３点目のゴールに変えてみせた。メッシのショウは続いた。後半26分には、再び、ぺドリの素晴らしいプレーからのメッシのシュートがポストに弾けた。後半35分にアルバのアシストを受けたグリーズマンが放ったシュートは、ウナイ・シモンのセービングにあった。後半44分、ムニアインがアスレティック・クラブに１点を返し、点差を詰めたが、バルサから勝利を奪い取る時間は、残っていなかった。バルサは、新年を2連勝でスタートし、ポジティブな波に乗り、次は、グラナダに向かうことになる。