マッチレポート:バジャドリードーバルサ(0-3)
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リーガ15節、ホセ・ソリージャスタジアムで行われたバジャドリードーFCバルセロナ戦は、バルサが非常に良いプレー内容をみせ、ラングレ、ブライスバイテ、メッシのゴールで、クリスマス前のラストマッチを勝利で納めることになった。
システムの変更
再び、勝利の波に乗るために、「ミスすることはできない。再び、勝たなければならない」と前日記者会見で語ったロナルド・クーマンは、クリスマス前に行われたラストマッチ、アウェーでのバジャドリード戦をシステムを変えた臨んだ。ゴールマウスのテア・シュテーゲンの前に、ミンゲサ、アラウホ、ラングレと3人のセンターバックを置き、両サイドバックのデストとジョルディ・アルバがセンターラインまで上がり、ピャニッチとフレンキー・デ・ヨングが攻守をつなぎ、ぺドリ、メッシ、ブライスバイテというイレブンで、試合に挑んだ。
開始から、両者ともに速いスピードで、互いのゴールマウスを狙うインテンシティの高い試合展開となったが、その均衡を破ったのは、バルサの方だった。
前半21分、レオ・メッシがエリア外から放った精度の高いパスに合わせて、ラングレがヘディングシュートを突き刺した。そのシュートは、GKマシップの手に当たったものの、セーブしきれず、ゴールネットを揺らし、バルサの先制点が生まれた。ラングレは、先制点を決めた後、先日、右膝を負傷し、手術を行なったばかりのムサ・ワゲのユニフォームを掲げて、激励のメッセージを送った。
💪 先制点を決めた @clement_lenglet は、右膝を負傷し、手術を終えたばかりの @Moussa_WagueOff へゴールを捧げて激励💙❤#ValladolidBarça pic.twitter.com/MUohnrqmdx
— FC バルセロナ (@fcbarcelona_jp) December 22, 2020
更に前半35分、バジャドリードにボールを触らせず、12回もの連続パスを通したチームプレー、メッシ、デスト間でのコンビネーションから、ブライスバイテの追加点が生まれ、バルサは、0-2と前半をリードして、ハーフタイムを迎えた。
メッシ、ペレの記録超え
セルヒオ・ゴンサレスは、ホームチームの状況を好転させようとしたが、バルサは試合を支配していた。ぺドリとメッシのスピードがバジャドリードのディフェンスを翻弄し、そのぺドリの足元から生まれたパスが、メッシのゴールを生み出した。そして、そのゴールは、一つのクラブで決めた通算得点で、ペレの数字を超える歴史的ゴールとなった。
🐐メッシ👑
— FC バルセロナ (@fcbarcelona_jp) December 22, 2020
レオ #メッシ は、このゴールで、一つの同じクラブでの通算最多ゴールを決めた得点王に!
6️⃣4️⃣4️⃣ - 歴史的偉業 🔥 pic.twitter.com/8XPjBvvV4m
バジャドリードも、チャンスを手にしたが、テア・シュテーゲンがゴールマウスを守り切った。更に、コウチーニョやメッシがアディショナルタイムまでゴールを攻め続け、シュートはポストに弾け、スコアは変わらなかったものの、勝ち点3は、既にバルサのポケットの中にあった。貴重な勝ち点3を手に、バルサは、クリスマスを迎えることになった。進むべき道がそこにあった。来週の火曜日には、エイバル戦が待ち受けている。
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