カディス - バルサ: カディスの防壁を破れず (2-1)
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ラモン・デ・カランサでのバルサは、不運な試合に見舞われ、黒星を喫する結果となった。バルサは、最後まで執拗に敵のゴールマウスを狙ったが、神がかったレディスマがそれを防ぎ、更にディフェンスの不運な二つのアクションから生まれた2得点がホームチームに勝利を与えた。
ホームチームの先制点
目指すのは、勝利のみ。明確な目標を前に、カディスとの試合に臨んだロベルト・クーマンが15年ぶりに訪れたラモン・カランサスタジアムでリーグ12節を戦うために選んだイレブンは、テア・シュテーゲン、デスト、ラングレ、ミンゲサ、ジョルディ・アルバ、セルヒオ、フレンキー・デ・ヨング、コウチーニョ、グリーズマン、メッシ、ブライスバイテの顔ぶれだった。
しかし、試合はクーマンの期待通りには始まらなかった。前半8分、エリア内に入ったボールを避けようとしたミンゲサのボールが、テア・シュテーゲンのゴールマウスに向かった。テア・シュテーゲンがクリアしたものの、そのクリアボールをアルバロ・ヒメネスが押し込み、カディスに先制点が入った。同点弾を狙い、14分にコウチーニョがシュートチャンス、続けて、17分にメッシのパスからブライスバイテがクロスシュートも、レディスマがクリア。24分には、メッシがFKチャンスを手にし、ゴールマウスを捉えるも、再び、レディスマがクリア。前半を通して、バルサは、ひたすら自営の攻撃エリアでプレーするも、カディスの堅守の前に、得点することができず、僅差リードしているカディスを追う形でハーフタイムを迎えることになった。
バルサの同点弾も
ロナルド・クーマンは、後半から、コウチーニョとミンゲサに変えて、ウスマン・デンベレとぺドリを投入。後半12分、ようやく、カディスの堅守を破ったのは、ジョルディ・アルバだった。ジョルディ・アルバのセンタリングを最終的に、アルカラが触れ、オウンゴールの形で、バルサに同点弾をもたらした。しかし、その状況は続かず、後半18分には、ネグレドがテア・シュテーゲンのクリアボールを奪い、追加点をマーク。スコアは、ホームチームに再び、有利な状態になり、バルサはまたもや、逆転を目指す状況を余儀なくされた。
防壁を崩せず
後半32分、クーマンは、デストとセルヒオに変えて、ピャニッチとトリンコンをピッチへ送った。バルサから繰り返される攻撃は、それに見合う褒賞を与えられなかった。後半44分には、デンベレのアシストからグリーズマンがレデスマと1対1になり、同点弾を決める寸前だったが、この日、神がかったセーブを繰り返したレデスマが、再び、カディスのゴールを守った。
アディショナルタイムには、メッシがエリア正面から、FKチャンスを得たが、シュートがゴールネットに突き刺さることもなく、バルサはカディスの壁を崩すことなく、15年ぶりに訪れたラモン・カランサスタジアムから、勝ち点を手にせず、去ることになった。
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