カルラス・トゥスケッツ「選挙は、極力早く行なう」

FCバルセロナの管理委員会会長、カルラス・トゥスケッツは、今週の月曜日の午後、管理委員会によって行なわれた最初の会合で、最も強調すべき点について話すべく、会見を行なった。取り扱われたテーマは二つ：選挙の呼びかけと世界的感染病によるクラブの経済状況についてだ。

選挙について、管理委員会の考えは、可能であることを前提として、公式に選挙を行なうことを呼びかけ、クリスマスの時期に決定的な日時を発表することだ。「今日、この月曜日、既に、私共は既に保健当局と共に、選挙が、我々の健康面及び最大限の参加を保証するという両方の面で、完全に保証できるように調整するための任務を追うグループを作った(...)。うまく機能するように、あらゆるロジスティック、人力の方策を尽くすが、常にクラブの内法規に従って行なう。私たちは、投票を容易にするために、メールでの投票を促進することができる」と付け加えた。

経済面のテーマに関しては、カルラス・トゥスケッツは、改めて「私たちは、例外的な時期を過ごしており、あらゆる関係者を巻き込む例外的な決定を下すことを要求されている」ことを伝え、現況を評価をした後、管理委員会は、「予算の均衡をとるためには、経費を3億ユーロ減らす努力をしなければならない」見通しであり、「この管理委員会は、この世界的な感染病による結果を軽減するための措置として、いくつかの取り入れが可能であると見ている」と明言した。

最速の方策は、既に始まっており、11月5日に終わる選手及びクラブ内労働者との交渉になるかもしれないが、トゥスケッツは、「支払いを延期し、全員にとって都合の良い合意に達すること」だと話した。個々のケースについて聞かれると「全員がとても前向きな姿勢をみせているし、それは、レオ・メッシやその代表者たちも同様だ」とコメントした。

さらに、冬の移籍期間に選手を獲得する可能性については、トゥスケッツは、「私の意見では、一人の選手が移籍金ゼロで来るか、あるいは、市場期間に（選手が）売れる場合のみ、買うことができるだろう」と答えた。

しかしながら、「私たちが行なうあらゆる決定は、次の幹部によって覆すことが可能だ。よって、次の幹部は、今後、決定することを全て退けたいなら、それをすることができる」と明言した。

最後に、Covid-19にも関わらず、管理委員会は「クラブは、安定しており、多くの未来がある。机上には、私たちに 多くの収益をもたらし得る合意可能な話がある。中期的な希望があり、全員のコミットメントと共に可能にする」と信頼のメッセージを送った。