マッチレポート:バルサーセビージャ(1-1)
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ロナルド・クーマンの率いるチーム同様、今季負け知らずのセビージャとカンプノウでリーガ5節を戦ったFCバルセロナは、コウチーニョとルーク・デ・ヨングのゴールにより、1-1と引き分け、勝ち点を分け合うことになった。
スピーディな前半
ロナルド・クーマン率いるバルサは、前節までのスタメンを基本的にキープし、セルタ戦で退場処分となったラングレに変えて、アラウホを投入した以外、同じ顔ぶれーネト、セルジ・ロベルト、アラウホ、ピケ、ジョルディ・アルバ、セルヒオ、フレンキー・デ・ヨング、コウチーニョ、グリーズマン、メッシ、アンス・ファティーで、セビージャ戦に臨んだ。
前半8分、ルーク・デ・ヨングがネトのゴールマウスを破った。早い時点で、先制点を取られた形となったが、その1分後、コウチーニョが同点弾をマーク。メッシが放ったロングパスをヘスス・ナバスが遮ろうとしたが、そのクリアミスをすかさず、コウチーニョが捉え、右足で冷静にボノが守るゴールマウスに押し込み、試合を再び、初期状態に戻した。
両者とも、ディフェンスラインをあげ、積極的に攻撃を仕掛け、ボールを奪い合うシーソーゲームが続き、今季、無敗で3試合目を迎えた両者は、互角のゲームを展開し、1-1のスコアで、ハーフタイムを迎えた。
アルバの負傷、デストのデビュー
状況打開を目指すロナルド・クーマン監督は、後半15分、グリーズマンとアンス・ファティに変えて、トリンコンとペドリを投入。その後、後半30分には、違和感を訴えたジョルディ・アルバに変えて、新加入のセルジーニョ・デストが、コウチーニョに変わって、ピヤニッチがカンプノウのピッチに立った。デストは、入団発表を行なった48時間後に、公式デビューを果たすことになった。
後半34分にはメッシが、後半36分、フレンキー・デ・ヨングがそれぞれ、シュートチャンスを得たものの、シュートはゴールマウスに吸い込まれることがないまま、時間が過ぎていった。アディショナルタイムも、バルサは攻め続けたが、互角な実力を持った両チームの戦術的な戦いは、ドローに終わった。この後、代表週に入り、リーガは一時的に中断することになる。次戦は、2週間後だ。
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