ガンペル杯はホームに (1-0)

ガンペル杯はホームに (1-0)

グリーズマンが決めたゴールが、唯一の得点となり、バルサに最後の親善試合での勝利をもたらした

グリーズマンが決めた1得点が、最後の親善試合に、バルサの勝利をもたらすことになった。

ロナルド・クーマンが初めてカンプノウで率いたプレシーズン3試合目、55回目となる20/21年のジョアン・ガンペル杯は、アントワーヌ・グリーズマンのゴールのおかげで、ナスティック戦、ジローナ戦についで、エルチェの試合も制することになった。

歴史的にみてきた試合と全く異なる今年のガンペル杯は、無観客で、公のプレゼンテーションも行われず、奇妙な感覚を呼び起こした。これがリーガ開幕戦前の最後の試合となる。開幕戦は、カンプノウで27日(日)にビジャレアルを前に行われる。今回のゲームは、1-0での勝利に終わったものの、実際の感触は、バルサの成長を感じさせるもっとポジティブなものとなった。

最初の一歩

ガンペル杯に23人もの選手を招集した新監督ロナルド・クーマンは、スタメンに、ネト、ピケ、ラングレ、ジョルディ・アルバ、セルジ・ロベルト、セルヒオ、フランキー、コウチーニョ、メッシ、グリーズマン、アンス・ファティの顔ぶれで、スタートを切った。バルサは、試合の開始から全力でスタートを切り、試合が始まって、2分後、メッシ、ジョルディ・アルバラインからのアシストを受けたグリーズマンは、今季、カンプノウ初ゴールとなる得点をバディアの守るゴールマウスに押し込んだ。バルサのコンビネーションプレーは、数々の好機を産んだ。とりわけ、アンス・ファティは、なんども絶好のチャンスを生み出したが、1-0とスコアが変わらないまま、ハーフタイムを迎えることになった。

ピャニッチのデビュー

前日、クーマンが記者会見で話したように、ピニャッチは、スタメン出場することはなかったが、後半からピッチにたつことになった。後半も、グリーズマン、メッシ、アンス・ファティは、次々と危険なプレーを生み出したが、ゴールは訪れなかった。また、コウチーニョが素晴らしいレベルでのプレーをみせ、最終的に試合のMVPを手にすることになった。

ミラレム・ピニャニッチは、 Covid-19を乗り越え、ようやくこの公式発表が行われる試合で、デビューを果たすことになった。実力の片鱗が見えたが、それはこの長いシーズンの間に、確認されることになるだろう。9月27日21時、カンプノウでのビジャレアル戦、それが今季リーガの開幕戦となる。

Força Barça
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