クーマン「サッカーは楽しむためにあることを、まず、選手に伝えたい」

ロナルド・クーマンは、既にFCバルセロナの新監督だ。今後2年間の契約書にサインした後、オランダ人監督は、「今日は私にとって、幸せで誇らしい日です。全員が私にとってのバルサの意味を知っている。ここは私のホームです」と最初のことばを述べて、「容易な挑戦ではない。なぜなら、最大限の要求度があるからだが、私はそれが好きだ。チームをより強くするために、変化させるために、バルサがふさわしいところにいられるように、私たちは働く。世界でもっとも偉大なクラブであり続ける。バルサの監督になるという夢がかなった」とAuditori 1899でメディアを前に話した。

ジョセップ・マリア・バルトメウ会長は、新監督を迎え、「いつか、バルサを率いることになることは、既に書かれていたように思う。彼はカリスマと経験があり、勇敢であり、バルサを愛している」と付け加えた。

記者会見で、クーマンは、様々な質問に答え、その中で、プレースタイルについて話が及ぶと、クライフによるサッカーで育ったことを改めて述べ、「私はオランダ人だ。私の考えはいつもボールを支配し、コントロールするのが好きだ。良い内容のゲームをすることだ。監督として何年も経験を積んだし、私は多くを学んだ。バルサは最大レベルだが、統率するキャパシティがあると思う。そして、サッカーは楽しむものだし、それを最初に選手に伝えたい。なぜなら、楽しまなければ、最大のパフォーマンスを引き出せないからだ」と話した。

スポーツの現況について

私たちは、最も強いチームを求めなければならない。そして、クラブにとってチームにとっての最善に挑戦することだ。今日から、尽力し、もし、決断を下さなければならなかったら、決断を下していく。

一般的に、変えなければならないのは、もっとインテンシティを持ってチームがプレーすることだ。もっとも選手に求めるものは、続けていきたいという欲求だ。私は、続けていきたいと思い、バルサのために最大限を尽くしたい人とだけ、仕事をしたい。

価値がある若者たちにチャンスを与える時だと思う。私たちは、そこにメリットがあるなら、恐れない。クオリティはあると思う。とはいえ、もちろん、バランスがなければならない。

レオ・メッシについて

メッシは世界一の選手だ。もちろん、自分のチームに欲しいし、相手のチームにはいて欲しくない。監督としてメッシと仕事をするのは大歓迎だ。彼は試合を勝たせてくれる。

デ・ヨング

デ・ヨングのように、あの若さでバルサにやってきた選手には、難しい。とはいえ、彼は素晴らしい試合をみせている。また、彼が本来のポジションでプレーしなかったことも、念頭に置かなければならない。私にとって、最も大事なのは、それぞれの選手にとって最適なポジションを探すことだ。そうすれば、最高のパフォーマスを引き出せる。

契約

私は2年契約をしているし、選挙戦があることを知っている。だが、私は自身の仕事をきちんとし、チームが良いプレーをし、勝ち、人々は楽しむ。私は、そこに集中する。