プレビュー | イビサ vs バルサ
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グラナダを前にFCバルセロナの監督として、 1-0の勝利 を手に、デビューを飾った聞け・セティエンは、今度は、国王杯に舞台を変えて、32強の試合をイビサ島で行なう。30回もの国王杯を持ち上げているバルサが、戦う相手は、2015年に創設され、現在、2部Bに所属しているイビサであり、両者の対戦は、今回が初めてとなる。
新形式
バルサは、サウジアラビアで、スペインスーパー杯に参戦した他の3クラブチーム同様に、 2019/20 年のスペイン国王杯は、32強からの参戦となる。
また、ここからは、ホーム&アウェー方式から、1回で進出が決まるトーナメント方式となり、その決戦が行われるスタジアムは、低い方のディビジョンの相手ホームで行われることになる。つまり、今回のバルサの場合は、2部Bの対戦相手、イビサのホームスタジアム、カン・ミサスでの試合となる。
チームニュース
キケ・セティエンは、この試合に何人かの選手ー具体的には、レオ・メッシ、ジェラルド・ピケーを休ませることを決定。また、セルヒオ・ブスケッツは、累積欠場となる。逆にバルサBから、カルラス・ペレス、リキ・プッチ、アベル・ルイス、アンス・ファティ、チュミが、セティエンの招集した18人の遠征メンバーに入った。
また、ネトの国王杯での起用について、前日記者会見で聞かれたセティエンは、「私は、通常、そういった違いはつけない」「リーグ、国王杯の両方でキーパーのチェンジを行なう方が好ましい」との考えを述べている。
遠征メンバーは、下記のボタンをクリック!
興味深いデータ
バルサは、今回、初めてイビサのホーム、カン・ミサスでプレーするが、このイビサのホームは、4500人が通常、収容できるが、今回の試合に向けて、通常より、2000もの座席を多く入れた。試合のチケットは、発売当日に4時間たたずに、売り切れとなった。
このスタジアムのピッチは、人口芝であり、慣れていないバルサの選手にとって、現在、暴風雨注意報が出ている天候も加え、FCバルセロナにとって、難しい状況になる可能性がある。
2015年に創設されたこのクラブは、現在、パブロ・アルファロの指揮下、2部Bで2位の成績を収めており、昇格を視野に入れている。
監督のパブロ・アルファロは、元セビージャの選手として知られているが、90年代にFCバルセロナに在籍し、12試合に参戦し、2得点を決めている。また、ラーシング・サンタンデール時代に、現在、バルサの監督であるキケ・セティエンと3年間、共に過ごしている。
前日記者会見
バルサ監督 キケ・セティエン:「私たちは、好調にきているチームを前にプレーする。容易な試合はさせてくれないだろう。メンタルを備えなければならない。タフな試合になることだろう」「私が選手としてプレーしていた時も、監督として率いる今も、国王杯は大好きだし、とても素敵な大会だと思っている。もちろん、勝とうと思っているし、リーガで1位になり、チャンピオンズを取りたいのと同様に、それが目標なのは明白なことだ」
イビサ監督 パブロ・アルファロ : 「国王杯は、小さなチームにもチャンスがある大会だ。たった一晩のみであり、モチベーションになる。小クラブにとっては、良い大会だ。人工芝は、私たちのプレースタイルには合わないが、バルサは慣れていないから、その分、私たちの助けになるだろうし、ホームで戦えるメリットがある」
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