FCバルセロナ – アラベス: 無敵の三銃士(4-1)

FCバルセロナ は、2019年を締めくくるカンプノウで行われた最後の試合、リーガ18節、FCバルセロナーアラベス戦は、グリーズマン、ビダル、メッシ、スアレスのゴールで、試合を4-1で終え、首位の座をキープし、年越しすることになった。

2019年最後の試合で、勝利をあげて、最近2試合連続でドローに終わっていたリーガ戦で勝ち点3をあげ、年越しを行なうことを目的として、エルネスト・バルベルデの率いるチームは、アラベスをホームに迎えた。試合前には、10年前に6冠を手にしたメンバーへの敬意を表したセレモニーのほか、11月にリーガのMVPに選ばれたレオ・メッシに、元キャプテンのカルラス・プジョルからの表彰が行われた

グリーズマンの先制点

バルベルデが、2019年を締めくくる最後の試合に選んだスタメンは、メッシ、スアレス、グリーズマン、セルヒオ、カルラス・アレニャ、ビダル、セルジ・ロベルト、ジョルディ・アルバ、ピケ、ユムティティ、テア・シュテーゲンの11人だった。

試合は、早い時間にバルサ有利な展開となった。前半13分に、ルイス・スアレスが送ったアシストを受け、今季7ゴール目となる得点をグリーズマンが決め、バルサに先制点をもたらした。さらに前半終了の寸前に、アルトゥーロ・ビダルが得点し、スコアを2-0に広げて、ハーフタイムを迎えた。

メッシの指揮で、MSGゴール

後半10分、ペラ・ポンスがアラベスに1点を返したため、両者のスコアは、2-1と僅差になったものの、バルサには、世界一の選手がいた。後半23分、メッシが正面から、パチェンコのゴールマウスに突き刺し、スコアは3-1に広がった。後半30分、主審がビデオシステムのチェックを申し出て、エリア内にファウルがあったと認め、バルサ有利のPK判定を行なった。この日、ゴールを決めていなかったルイス・スアレスが、PKを引き受け、この日、バルサの4点目となるゴールを沈めた。グリーズマン、メッシ、スアレスと無敵の三銃士が再び、バルサの攻撃を担った。

バルベルデ監督は、後半33分、セルヒオに変え、フレンキー・デ・ヨングを、その後、後半35分には、ルイス・スアレス、セルジ・ロベルトに変えて、カルラス・ペレス、セメドをピッチに送ったが、それ以上、スコアが変化することはなかった。

バルサは、カンプノウにて、4-1で今年最後の試合を終え、バルサは勝ち点3をアラベスの前にあげて、今季、カンプノウで無敗のまま、首位の座を守り、年越しを行うことになった。新年の最初の公式戦は、エスパニョールとのバルセロナダービーとなる。