メッシのスタジアムコレクション

レオ・メッシの新たなショーだ。メッシが初めてのバロンドールを受賞してから、ちょうど10年目にあたるその日に、アルゼンチン人クラックは、再び、どうして彼が世界一の選手なのかを証明した。バルサのキャプテンは、あワンダ・メトロポリタノでのアトレティコとの対戦の試合終了5分前に勝利弾をもたらし、英雄となった。そのゴールは、それもただのゴールではなかった。

メッシがアトレティコのスタジアムで決めたスーパーゴールは、初めてーリーガにおいてーこの舞台（セビージャを相手にした国王杯決勝ではこの場所でゴールを決めている）で得点し、歴史的記録を生み出すことになった。メッシは、現在の1部にある20のスタジアムでゴールを決めたのだ。つまり、メッシがゴールを決めたことがないスタジアムは、リーガ1部には残っていないことになる。メッシは、アトレティコのホームを、新たな犠牲者リストに付け加えることになった。

更に、このゴールは、バルサの10番にとって、プロとして、700ゴール目となった。天文学的な数字だ。メッシは、FCバルセロナのトップチームで 614ゴールを決め、アルゼンチン代表と下部組織で86ゴールをマークしている。 

また、アトレティコ・デ・マドリードに決めた30ゴール目になった。アトレティコは、メッシが2番目に得意としているクラブチームであり、それ以上にゴールを決めているのは、セビージャの37ゴールのみだ。リーガにおける今季、9ゴール目であり、得点王のカリム・ベンゼマの10ゴールまで後1得点と迫っている。このゴールが、バルサに最難関のスタジアムの一つである舞台での勝ち点3をもたらし、また、1週間、首位でいることを可能にしたのは、言うまでもない。