要塞カンプ・ノウ:10年に渡って続く難航不落の実績
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長い歴史の中でカンプ・ノウは常に対戦相手にとって勝利が難しい場所となって来たが、最近10年でその難攻不落さは度合いを強めている。なぜならこの間チームは公式戦合計で298試合を戦い、252勝32分け、敗戦はわずかに14とスペクタクルな数字を残している。
その上この298試合でロス・ブラウグラナスは計945得点を決めている。1試合平均では3点以上、対する総失点は206にとどまっている。総得点の大会別の数字はリーガ618点、チャンピオンズリーグ163点、国王杯146点、スペインスーパーカップ18点となっている。また252勝の大会別の数字は、リーガ168勝、チャンピオンズリーグ47勝、国王杯32勝、スーパーカップ5勝になる。
欧州最多の数字の数々
これらの数字はそれだけで素晴らしいものだが、ヨーロッパの主要リーグで戦うチームと比較するとその凄さがより際立つ。最近10年でバルサほど本拠地で多くの試合をこなしたチームはなく(298試合)、勝利数も最多で(252勝)、得点数も他との追従を許していない(945得点)うえに敗戦数では最少となっている(14敗)。ホームでの勝利数でこれに続くのは、サンティアゴ・ベルナベウでのレアル・マドリードの222勝となっている。
焦点を得点に絞ってもバルサの945点を上回るチームも存在しない。この2位もレアル・マドリードだが、841点と100点以上の開きがある。さらにバイエルン・ミュンヘン(726得点)、マンチェスター・シティ(710得点)が後続となっている。
カンプ・ノウの全歴史の中でほぼ23%を占めるゴール数
62年の歴史を誇るカンプ・ノウではこれまでにFCバルセロナは4133得点を挙げている。しかしスペクタクルなデータとなっているのは、ここ10年だけで945点を重ねているということ。つまりこの数字は全得点の22,86%を占めている。それまでカンプ・ノウでのシーズン平均得点は61,3だった。ただ最近10年でのシーズン平均得点は 94,5。これは単にスペクタクルな数字と言うしかない。
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