バルサ - インテル: 要塞での逆転(2-1)
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カンプノウで行われたチャンピオンズリーグ第2節、FCバルセロナーインテル・ミラン戦は、インテルに先制されたものの、スアレスの2得点でバルサは、逆転勝利(2-1)を手にして、チャンピオンズリーグにおける今季最初の勝ち点3をあげた。
インテルの先制点
この大会で、まだ、勝利をあげていない両チームは、初勝利を目指して試合をスタートした。負傷明けのレオ・メッシをスタメンに据えて、臨んだ試合だったが、先制点を決めたのは、インテルの方だった。前半2分、ラウタロ・マルティネスが、テア・シュテーゲンの守るゴールマウスに最初のシュートを突き刺した。
同点を求めて、バルサも反撃し、前半15分には、グリーズマンが最初のチャンスを手にして、ヘディングシュートを放ち、また、18分にはセルヒオがループシュートを放つも、枠をとらえず。25分にメッシが放ったシュートも、ハンダノヴィッチの手におさまる結果となった。前半37分には、ラウタロが再び、シュートを放ち、スコアを0-2に広げる絶好のチャンスを手にしたが、テア・シュテーゲンが制し、インテルの2得点目を許さなかった。前半43分、メッシのシュートが枠を捉えるも、再び、ハンダヴィッチの掌中にボールは収まり、続いて、左サイドからアルトゥールがシュートも、ボールはゴールネットを揺らさないまま、試合は後半にもつれ込む形となった。
スアレスのボレー同点弾
後半7分、バルベルデ監督は、セルヒオに変えて、アルトゥーロ・ビダルを投入。チリ人ミッドフィルダーは、攻撃に活気を与えた。そのビダルが送ったアシストパスを受けたルイス・スアレスがエリア外からのボレーシュートをハンダノヴィッチのゴールマウスに突き刺した。後半12分の同点弾に、スタジアムは勢いを得て、後半15分には、グリーズマンもシュートを放ったものの、ネットを揺らすことができなかった。後半20分、バルベルデ監督は、グリーズマンをベンチに退け、デンベレをピッチに送った。デンベレは、ピッチに立つやいなやチャンスを生み出したが、シュートはゴールマウスに吸い込まれなかった。
スアレスの勝利弾
バルサは、攻撃の手を緩めることなく、次々とチャンスを生み出したが、インテルの堅守の前に、得点を決めることができずにいた。その状況を破ったのは、メッシースアレスのラインだった。後半38分、メッシがディフェンダーを3人抜いて、送ったアシストパスを受けたスアレスは、それをコントロールし、エリア内から左足を振り抜いて、この試合の勝利弾となる2点目を突き刺した。バルサの ‘9’番が決めた2得点が、ヨーロッパにおけるカンプノウの要塞伝説ー欧州大会でカンプノウにおける33試合連続無敗ーを再び、守ることになった。
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