マッチプレビュー:FCバルセロナ–バレンシアCF
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代表戦ウィークによる中断を経てカンプ・ノウにリーガの試合が戻ってくる。そのカードはバルサ対バレンシア。これまでの対戦が物語る通り多くの感情を沸きたてるものになる。
改めてカンプ・ノウでのリーガ試合
公式戦は約1ヶ月前の8月16日に開幕したが、現状でカンプ・ノウでの試合消化は2節のバルサ–ベティス戦(5–2)のみ。それだけに地元でのバルサのプレーを見る欲求は高まるばかりとなっている。
さらに、まだ時期が早いとはいえバルサとバレンシアは勝ち点4 で並んでいる。ともにここまで1勝1分け1敗。難敵なだけに簡単な試合にならないことは間違いない。
対戦実績
今年5月、ベニート・ビジャマリンでの国王杯決勝で敗れており最近での対戦であまり良い思い出がない。しかしバルサはリーガのバレンシア戦では最近24戦で敗れたのはわずかに2回だけとなっている。この間の戦績は14勝8分け2敗。敗れたのは2013/14季の2–3、2015/16季の1–2だった。
昨季リーガでの両チームの対戦は2分けとなっている(1–1メスタージャ、2–2カンプ・ノウ)。
対戦相手
バレンシアには昨季からいくつかの変更点がある。夏の移籍市場でマクシ・ゴメス、そして前バルサ選手のヤスパー・シレッセンが加入。他にはチェリシェフ、ジャウメ・コスタが補強されている。もっともチームのベースは昨季のそれを維持しており、ダニ・パレホ、ロドリゴ、ガメイロ、ガヤらが主力となっている。
ただ最近になって選手としてバルサでもプレーしたアルベルト・セラーデスが、前監督マルセリーノ・トラルに替わって新監督に就任した。セラーデスは年齢制限のあるスペイン代表を率いた後、トップレベルでの監督としては初挑戦になる。
バレンシア監督としての初戦となる今回、セラーデスはピッチーニとカルロス・ソレールを怪我で欠くことになる。また戦術的判断でティエリー・コレア、マヌ・バジェホ、マンガラ、ルベン・ソブリーノがメンバーから外れている。
バルベルデ監督の招集メンバー
エルネスト・監督も今節へ向けて必ずしも万全な状態ではない。レオ・メッシ、ネト、デンベレが怪我で戦線離脱している。ここに加わったのがユムティティで、右足の第2中足骨にびびがある。一方でルイス・スアレスとジュニオル・フィルポが今週に入りチーム練習に復帰、医師からの全快診断を受けた。招集20選手は以下の通り。テア・シュテーゲン、N.セメド、ピケ、I.ラキティッチ、セルヒオ、トディボ、アルトゥール、スアレス、ラングレ、M.ワゲ、グリーズマン、ジョルディ・アルバ、アレニャ、セルジ・ロベルト、F.デ・ヨング、ビダル、ジュニオル、イニャキ・ペーニャ、C.ペレス(バルサB)、アンス・ファティ(フベニルA)
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