多くの人たちが決して実現するとは思っていなかった。しかしアンドレス・イニエスタがFCバルセロナと対戦する日がやって来た。彼のアスルグラナ姿を見慣れた者にとっては多くの感情が湧き上がり、奇妙な感覚さえ覚えるであろう、とても特別な試合になる。
しかしアンドレス・イニエスタ、ダビド・ビジャ、セルジ・サンペールが親善試合でバルサと対戦することになる。この試合はバルサにとってプレシーズン2試合目で、エルネスト・バルベルデ監督のチームにとって8月半ばのシーズン開幕へ向け調子とリズムを掴むために重要な舞台になる。
第2ユニホームのお披露目
神戸のノエビアスタジアムで行われるバルサ対ヴィッセル神戸は多くの魅力がある。前バルサ所属の3選手との再会に加え、ネト、デ・ヨング、グリーズマンというバルサ新加入選手が再びプレーする場であり、また2019/20シーズンの第2ユニホームが着用される最初の試合にもなる。
ヴィッセル神戸にとっては（バルサと同様に）単なる親善試合というだけではない意味合いがある。ホームチームはJリーグで必ずしも良い状態に差し掛かっているとは言えず、リーガ残り14試合の段階で良い手応えを掴みたい事情がある。
デンベレ、グリーズマン、デ・ヨングとその仲間たち（ピケは筋肉不良で欠場）との対戦で良いイメージを残すことは、非常に特別な試合だとの認識があるファンを前でヴィッセル神戸にとっても吉報になる。それは特にアンドレス・イニエスタというレジェンド選手にとってなおさら特別なものになる。
