バルサ＝チェルシー：最初のテストは、惜敗

FC バルセロナは、今季のプレシーズンで1-2の惜敗を喫することになった。 エイブラハムとバークリーの2得点が、チェルシーの勝利をもたらすことになった。バルサは、惜敗とはいえ、ポゼッションを手にして、シュートを放つ好感触を得た。

バルベルデ監督は、初スタメンにテア・シュテーゲンをゴールに、オリオル・ブスケッツ、ピケ、ユムティティ、アルバ、セルヒオ、リキ・プッチ、セルジ・ロベルト、デンベレ、コジャド、グリーズマンというイレブンで、チェルシーを迎えた。バルサBに新加入した安部 裕葵は、練習で痛めた右腰部の違和感が抜けず、チェルシー戦から、ベンチから外れることになった。グリーズマンは、このデビューした日の試合で、非常にアクティブに動いてみせた。

埼玉スタジアム2002の空気は、非常に特殊なものだった。とりわけ、ヨーロッパのそれに慣れていると、ボールが芝を回っている間の静寂は、驚くほどで、スタジアムに響く選手の声が聞こえるほどだった。ファンの声は、ゴールに選手が近くために大きくなっていった。

セルヒオがエリアの近くでボールを失ったことが、エイブラハムの先制点を生み出し、スコアを 0-1にした。試合は、バルサが支配し、4回ものチャンスがあり、実際、ハーフタイム前にグリーズマン、デンベレがそれぞれ、同点にするチャンスを得たが、ケパの掌中にボールはおさまった。

バルベルデは、ハーフタイムのち、顔ぶれをがらりと変え、ネト、セメド、トディボ、ラングレ、ギジェム・ハイメ、デ・ヨング、ラキティッチ、アレニャ、マウコム、カルラス・ペレス 、ラフィーニャが後半戦ったものの、ケパは常に効果的にラフィーニャ、アレニャ、ラキティッチなどの攻撃をブロックした。

好感触は、同点という形では結実せず、バークリーが試合終了10分前に0ー2にスコアを広げたが、アディショナルタイムにラキティッチがエリア外からシュートを突き刺し、今季、最初のゲームは、1-2の惜敗に終わった。