ブラジル、PK戦でベスト8進出 (1-1 [3-2])
ネイマールJr と アウベスのカナリア軍団が、アレクシスとブラボのチリを16強で破り、進出を決めた。 アレクシスが前半に同点弾を決めたものの、延長戦後のPKで、チリの選手はポストに当ててしまった。 ブラボは目立つ活躍をしたが、チリの敗退を防ぐことはできなかった。
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開催国ブラジルは、ベスト8進出を決めた。 チリとの激しい一戦の末、ネイマールJrとダニ・アウベスのブラジルは延長戦を戦い抜いた末、PK戦で、アレクシスとブラボのチリを下した。両者は延長戦まで、非常に互角の戦いを行なったが、最後のPKせんでは、チリがシュートをポストに送り、11メートルの距離からの負けを避けることができなかった。
スコラーリのブラジルは攻撃シーンではスピーディにプレーし、バルサの新GKとなるクラウディオ・ブラボの前で、次々に危険を生み出した。マルセロがエリアの遠くから放ったシュートはポストにあたったが、前半18分にネイマールJrとダニ・アウベスのカナリア軍団が先制点をマークした。ティアゴ・シルバとダビッド・ルイスの間で、ボールは吸い込まれ、試合は1-0になった。
ブラジル優位の展開が続いたものの、チリ代表は試合をあきらめることなく、カウンターから攻撃を狙った。アレクシスとバルガスは、1、2回、危険なプレーを生み出し、そういった試合が続いて30分を過ぎたところで同点弾が決まった。ブラジルのディフェンダーが送ったボールミスを生かし、アレクシスが放ったクロスシュートがハーフタイム前のスコアを1-1に変えた。
後半になり、前半よりもチリの勢力が増し、ブラジルのエリアでのプレーが殆どになった。ブラジルのアタッカーは、前半よりも姿を消すことが多くなり、フリオ・セサルは何度となく、主役となった。また、主審はフルクのゴールをハンドを理由に取り消したが、その後も手綱を緩めないブラジル代表を前に、ブラボは手を焼かされ、その手腕を再び、試されることになったが、チリのキャプテンは問題なく解決していた。
スコアは1−1から動かず、ベスト16の試合は延長戦に突入した。そこでチリは、ブラジルに主導権を完全に譲ってしまった。ブラボはその状況でも、カナリアから繰り出されるシュートを防いだが、PK戦で決めることになり、チリはPKの前に倒れた。
11メートルの距離から、フリオ・セサルが2回、チリのシュートを決め、ネイマールJr自身もゴールを決めた。一方のチリは、アレクシスがゴールを決め、ブラボがシュート4回を止めたものの、ハラがシュートをポストに当てために、ベスト8は‘カナリア軍団’の手に渡ることになった。