全てはカンプノウで (0-0)
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チャンスメイキングの数だけ、数えれば、バルサのモノローグだった。だが、ゴールの女神は最後まで微笑むことなく、アンソニー・ロペスの守るゴールは、25回に渡り、打たれたシュートを一度も通すことがなかった。前半は、両者とも互角に戦っていたが、後半は、バルサのエキシビジョンだった。そこに唯一、不足したのは、ゴールのみだった。
エレクトリックな前半
試合は、エレクトリックに開始し、欧州の王者を決める大会にふさわしく、両者が違いに攻め合う互角の試合となった。アワールがファウルを犯し、メッシを止めなければならなかったプレイから始まったが、リヨンも負けることなく、テリエがエリア外からミサイル弾を放った。テア・シュテーゲンのスーパーセーブがバルサの失点を防いだ。試合が開始して30分間で、バルサは10回ものシュートを放った。ウスマン・デンベレは、中でも、ロペスのゴールを何度となく狙い、前半、精彩を放った活躍をみせた。
ゴールに嫌われたゲーム
試合は両者に開かれていた。ルイス・スアレスがエリア内で絶好の機会を手にし、バルサは次々とチャンスを生み出したものの、ゴールが訪れることはなかった。次にトライしたのは、レオ・メッシだったが、再び、ロペスがバルサの10番のシュートをクリアしてみせた。
試合のコントロールを握っていたのは、バルサであり、チャンスメイクを行なっていたのは、バルサのみだった。セルヒオが正面から二度に渡り、明確なゴールチャンスを手にして、シュートを放ったものの、エルネスト・バルベルデの率いるチームは、ロペスのゴールを最後まで破れなかった。90分間に25回ものシュートを放ったが、スコアレスドローに終わった試合は、3月13日(水)のカンプノウに、舞台を移して勝負が決まることとなった。バルサのベスト8進出を目指し、カンプノウはその日、再び、マジックナイトを過ごすことになる。
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