FC バルセロナ – セビージャFC: 歴史的記録を生んだ逆転劇(6-1)
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進出か敗退か。サンチェス・ピチュアンでの2-0は、FCバルセロナの肩に重くのしかかっていた。2得点以上決めて、勝利を挙げるしか選択肢がない状況で、バルベルデは、スタメンに重鎮フルメンバーを総動員し、セビージャとの対戦に臨み、ホームのカンプノウで、第一レグの結果をひっくり返し、準決勝へ逆転進出という望みをコウチーニョ(2)、ラキティッチ、セルジ・ロベルト、ルイス・スアレス、レオ・メッシがゴールを決める6-1のゴールリサイタルで、堂々と果たしたのだった。
前半に、同点スコアへ
最初のチャンスが訪れたのは、前半13分。エリア内のメッシに対してプロメスが犯したファウルに対し、バルサ有利のPK判定が下った。ボールを手にフアン・ソリアーノの前に立ったのは、コウチーニョだった。コウチーニョがシュートを沈め、先制点をマーク。前半26分には、逆にセビージャ有利のPKが吹かれた。バネガがシュートを請け負ったが、そのPK弾は、神がかったシレッセンのセーブに止められ。その5分後、前半31分に、アルトゥールのパスを受けたイバン・ラキティッチが2点目をマークし、バルサは前半だけで、第一レグの結果を降り出しに戻した。前半終了寸前の43分には、ピケがヘディングシュートを放ち、点差を広げる可能性もあったが、2-0でハーフタイムを迎えることになった。
後半、再び、コウチーニョが爆発した。試合が再開して7分後、ルイス・スアレスのアシストを受けたコウチーニョが、クロスシュートを突き刺し、バルサのスコアを3-0にした。その直後、今度はメッシのアシストを受けたセルジ・ロベルトが、4点目をマーク。準決勝に向かい、猛進をみせたバルサだったが、そこで容易にあきらめるセビージャではなく、後半23分、アラナがセビージャに1点を返し、両者の点差は、再び、1点に縮まった。
エルネスト・バルベルデは、後半30分にこの日、精彩を放った活躍をみせたコウチーニョに代えて、アルトゥーロ・ビダルを、後半35分には、ラキティッチに代えて、セメドを投入。セビージャが1点いれれば、再び、全てが元に戻るという状況で、両チームに準決勝への可能性が開かれていた。
ゴールリサイタル、史上初記録
その状況下で、ゴールが訪れた。後半43分に、メッシとジョルディ・アルバのプレーを受けたルイス・スアレスが5点目をマーク。このゴールで準決勝進出が決まったかに思われたが、このゴールフェスティバルにキャプテン、レオ・メッシが参加した。アディショナルタイムにメッシがこの大会で50得点目となるゴールを押し込み、最終スコアを6-1(合計6-3)に変えた。バルサは、国王杯準決勝に9年連続で進出。準決勝での対戦相手がわかるのは、金曜日だ。
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