FCバルセロナ – レアルソシエダ : 望みを繋ぐ勝利 (3-2)
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リーガ32節、FCバルセロナーレアル・ソシエダ戦は、リーグタイトルに最後まで固執するバルサにとって、決して落とすことのできないゲームだった。ルイス・エンリケのチームは、エウセビオ率いる攻撃的なレアルソシエダを前に、メッシの活躍(2ゴール1アシスト)とパコ・アルカセルのゴールで、必勝を義務付けられた試合で勝利をあげた。
メッシの活躍、ソシエダの反撃
処分欠場により、試合に出場できないネイマールJrに変えて、ルイス・エンリケは、パコ・アルカセルを投入し、通常の4-3-3で臨んだ。
レアルソシエダは、積極的に攻めてきた。前半12分には、早いカウンターアタックから、オヤルサバルがシュートを放ったが、テア・シュテーゲンが即座にリアクションを見せて、バルサの失点を防いだ。
そして、先制点は訪れた。前半16分、スアレスのアシストを受けたレオ・メッシがゴール正面から、その左足を振り抜いた。ポテンシャル溢れるシュートがルリの守るゴールを切り裂いた。
さらに前半36分、再び、メッシが追加点をマーク。ゴールの目の前で右足でゴールを押し込み、この日、2ゴール目を決めた。
メッシは、前半にバルサのユニフォームを着て、497、498ゴール目を決めて、500 ゴール達成まで、後2ゴールを余すところとなった。
だが、レアルソシエダも反撃してきた。前半42分には、イニゴ・マルティネスが放った力強いシュートが、ユムティティに触れ、ゴール内に吸い込まれ、1点を返した。それから、1分後には、メッシのアシストから、パコ・アルカセルが追加点をマークし、スコアを3-1まで伸ばしたものの、前半終了間際にチャビ・プリエトがテア・シュテーゲンのゴールを破り、追加点をマーク。前半だけで5得点が入り、3-2となり、両者にあらゆる可能性が残された状況で、試合を折り返し、後半を迎えることになった。
記録延長へ
後半に入ってからも、エウセビオの率いるバスクのチームは、せめてドローに持っていき、勝ち点1を手にしようと攻撃の手を緩めなかった。テア・シュテーゲンの守るゴールは、ひっきりなしに攻められた。
苦戦を強いられているバルサに、ルイス・エンリケは後半23分、アンドレ・ゴメスに代わって、アンドレス・イニエスタを投入。この日、スタジアムに訪れた81704人がイニエスタの登場に大きな拍手を送った。しかし、スコアは変わらないまま、ルイス・エンリケはこの試合2回目の交代枠を使い、パコ・アルカセルの代わりにデニス・スアレスをピッチに送った。
後半37分、コーナーキックチャンスから、イニエスタがアシストパスを送ったものの、それを受けたラキティッチのシュートは、左に逸れて、ゴールにならなかった。その後、後半40分、メッシがエリア内に走り込み、ゴール前でイジャラがメッシの背中を押すファウルがあったが、ジャッジはPK判定とみなさず、またその後、デニス・スアレスもシュートを放ったが、ルリのセーブにあい、やはり、得点につながることはなかった。
後半45分には、スアレスがゴールを狙ったものの、そのシュートは直接、目の前に立ちはだかったルリにあたり、クリアされた。
最後まで両者のせめぎ合いが続いたものの、最終的には、前半のスコアのまま、メッシの2ゴール1アシストにパコ・アルカセルのゴールのおかげで、バルサはカンプノウで絶対的に必要だった勝ち点3をあげた。
とはいえ、この勝利を味わっている時間はバルサにはない。水曜日には、逆転を求められるチャンピオンズリーグのユベントス戦、週末にはマドリードでのクラシコと厳しいスケジュールが待ち受けている。
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