レアルマドリード – FCバルセロナ:マイアミの初クラシコ制覇 (2-3)
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FCバルセロナは、マイアミでのクラシコをメッシ、ラキティッチ、ピケのゴールで制し、バルベルデは、バルサの監督として初めて、レアルマドリードを前に勝利をあげ、インターナショナルチャンピオンズカップで3戦3勝し、チャンピオンとなった。
快調な滑り出しも、ドローの前半
エルネスト・バルベルデにとっても、バルサのベンチに座って初めて率いるクラシコだった。バルベルデは、シレッセンをゴールに据え、ピケとユムティティのセンターバックに、アレイシ・ビダルとジョルディ・アルバのサイドバック、中盤にセルヒオ、ラキティッチ、イニエスタ、前線にトリデンテと手堅いスタメンで、レアルマドリードとの初対戦に臨んだ。
試合が始まって1分後に、足首に違和感を抱いたネイマールJrがピッチを離れ、バルサは試合早々、10人でプレーすることになったが、ネイマールが再び、ピッチに戻る前の前半3分、レオ・メッシが先制点をマークした。更にその4分後には、見事なバルサのコンビネーションプレーから、再び、ゴールが生まれた。追加点は、ラキティッチが正面から突き刺して決め、バルサは、最高のスタートを切った。
だが、一方のレアルマドリードも負けていず、前半14分にコバチッチが1点を返し、点差を詰めた。18分には、ベンゼマが同点に追いつく寸前だったが、シュートはわずかに枠を捉えなかった。得点に勢いを得て、レアルマドリードは、猛反撃をスタートし、最初、ゲームをコントロールしていたバルサだったが、一転、接戦の模様となった。
28分には、スアレスのセンタリングからネイマールJrが絶好のシュートチャンスを得たが、クロスシュートはわずかに枠から外れ、3点目にはならなかった。また、30分には、メッシが放ったシュートをケイロル・ナバスがクリア。その一方で、後半36分には、カウンターを生かして、アセンシオがレアルマドリードに同点弾を決め、バルサが2点リードして始まった試合は、追いつかれ、ドローでハーフタイムを迎えることとなった。
ピケの逆転弾
後半、イニエスタが退き、セルジ・ロベルトがピッチに立った他、バルサは前半と同じようなスタートを切った。後半も、得点とともに始まったのだ。始まって5分で、ジェラルド・ピケがネイマールのパスを受けて、追加点をマーク。2試合で3得点を決めているネイマールJrが、今回はアシストを引き受け、正確なパスを放ち、それをゴール前にいたピケが受けて、ケイロル・ナバスのゴールに突き刺した。その後、ネイマールは5分間の間に3回ものシュートチャンスを得たが、いずれも得点にはならないまま、両者がボールを奪い合っては、ゴールを狙う状況が続いた。後半18分には、スアレスやメッシを始め、4人がベンチに退き、さらにその10分後には5人が交代し、最終的には、前半とがらりと顔ぶれを変えたバルサだが、後半の主役の一人は、何度となく素晴らしいセーブやクリアを繰り返し、コンスタントに攻撃を仕掛けてくるレアルマドリードに失点を許さなかったジャスパー・シレッセンだった。
シレッセンの活躍もあり、それ以上、スコアは動くことなく、来月、今季初の公式タイトル、スペインスーパー杯をかけて戦うクラシコの序盤戦とも言えるマイアミでのクラシコは、バルサの勝利に終わった。
66,014人もの観衆がハードロックカフェスタジアムで、クラシコを楽しみ、この日の試合のMVPには、逆転弾をもたらしたジェラルド・ピケが選ばれた。3戦3勝でインターナショナルチャンピオンズカップを終え、チャンピオンとなったバルサは、この優勝杯を手土産に、帰途へ向かうことになった。
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