FCバルセロナ – エスパニョール: メッシのリードでゴールフェスティバル(5-0)

FCバルセロナ – エスパニョール: メッシのリードでゴールフェスティバル(5-0)

メッシのハットトリック、ピケとスアレスの追加点でバルサはリーグで無失点連勝で首位に立ち、この試合で、デンベレとパウリーニョはデビューを果たした。

カンプノウで行われた今季初のバルセロナダービーは、メッシのハットトリックとピケとスアレスの追加点で5-0とホームでバルサが大勝した。この試合でデンベレとパウリーニョは、デビューを果たし、バルサはリーガ開幕から、3連勝無失点で堂々とリーガ首位の座を得て、週明けに待ち受けるユベントスとの試合への準備を整えた。

攻撃をリードしたメッシ

きしくもバルサの監督になって百日目をこのダービー戦で迎えたエルネスト・バルベルデは、代表戦から負傷復帰を果たしていたスアレスとメッシをデウロフェウで補強する攻撃陣を配置し、期待されていたデンベレをベンチに置いて試合をスタートした。代表戦明けの試合は、往々にして困難を伴うケースが多く、それも対戦相手は、エスパニョールとあって、試合前からカンプノウには熱気があふれていた。その熱気がさらにヒートアップしたのは、前半25分だった。メッシがパウ・ロペスのゴールを破り、先制点をマークした。その5分後には、メッシとラキティッチが再び、パウ・ロペスの守るゴールエリアに走り込み、ラキティッチのシュートのクリアボールをメッシが拾い、再び、ラキティッチがヘッドで当てるなど、二人して点差を広げるシュートチャンスを得たものの、最終的にその場では、ゴールに突き刺すことはできなかった。次のチャンスは、ジョルディ・アルバが作り出した。前半35分にアルバが出したアシストに応えて、メッシが再び、追加点をマークした。その一方で、43 分には、ピアッティがエスパニョールに1点を返すシュートチャンスを得たものの、テア・シュテーゲンがセーブ。ハーフタイムになる寸前にスアレスがさらにシュートを決める寸前だったが、わずかに枠をとらえず、最終的にバルサは2-0のスコアで、ゲームを折り返した。代表週後の試合でのジンクスをメッシが覆してみせた。

メッシのハットトリック、デンベレ、パウリーニョのデビュー

後半最初の5分には、再び、バルサが攻撃の手綱を握った。イニエスタとデウロフェウのプレーメイクから、スアレスがシュートを放つも、パウ・ロペスがゴールを阻んだ。その3分後には、メッシがハットトリックを目指すがごとく、エリア外からシュートを放ったが、わずかに枠を捉えなかった。後半10分には、メッシとのコンビネーションプレーから、スアレスが再び、シュートもポストに弾け、バルサは次々と攻撃チャンスを繰り出すも、最後のところで決められない状態が続いた。バルベルデがデンベレの交代を準備し、スタンドからも拍手が起きていた後半22分、その前に再び、メッシが主役の座を奪った。この日、三度目のゴール、ハットトリックをメッシが決めたのだ。スコアが3-0になった状態で、バルサの新たな11番、デンベレがデウロフェウに変わって入った。さらに後半27分、パウリーニョがセルヒオに変わってピッチに立った。後半31分には、アンドレ・ゴメスがイニエスタに変わって入り、この時点でバルベルデは、すべての交代枠を使いきり、次のユベントスへの試合に向けて、一部の選手を休ませる策に切り替えた。試合は、3-0で終わるかに思われたが、そこで終わるバルサではなかった。後半40分にピケがヘディングでパウ・ロペスのゴールに追加点、更に後半43分にデビューしたデンベレのアシストを受けたスアレスが5点目を突き刺し、バルサは5-0とダービー戦で大勝し、試合を終えた。

ダービープロのメッシ、最多得点王

今季もメッシの勢いは、止まるところを知らない。この試合でハットトリックを決めたメッシは、エスパニョールとのダービー戦において、史上最多となる20得点目を決めた。また、リーガ3節で今日のハットトリックを含め、5得点をマークし、リーガの最多得点王に躍り出た。

Força Barça
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