FC バルセロナ – オリンピアコス戦:16強への大きな一歩 (3-1)

FC バルセロナ – オリンピアコス戦:16強への大きな一歩 (3-1)

エルネスト・バルベルデの率いるチームは、チャンピオンズリーグのグループリーグ3節で、数的不利で戦いながらも、ニコラオウのオウンゴール、メッシ、ディニュのゴールで勝利を収めた。

3戦3勝。チャンピオンズリーグ、グループリーグ第3節に当たるオリンピアコス戦との対戦を、FCバルセロナは、3-1で制し、グループDの単独首位に立った。

オウンゴールによる先制、ピケの退場

エルネスト・バルベルデにとっては、3シーズン率いたこともある古巣、オリンピアコスを前にした特別の試合だったが、そのゲームは、激しい雨が襲うカンプノウでスタートした。両者が公式戦で対戦するのは、史上初だが、キックオフの笛が鳴った直後から、攻撃しているのは、ホームチームのみだった。

最初の先制点が決まったのは、前半18分、デウロフェウが右から放ったセンタリングを避けようとニコラオウが触ったボールが、プロトの守るゴールに吸い込まれ、オウンゴールから、バルサが1点をリードする形になった。

その後、前半は、思いがけない展開を迎えることになった。42分にデウロフェウが右から放ったセンタリングを受けて、ジェラルド・ピケがプロトのゴールに決めたゴールは、バルサの2得点目になったかと思われたが、その際、ピケの手に触れていたことから、ハンドの判定を受けたピケがこの日、二枚目のイエローを受けて、退場処分となった。バルサは、後半を10人で戦わざるを得ない状況となり、ハーフタイムを迎えた。

メッシ100ゴール目、不利な状況をはねのけての勝利

後半から、ピケの退場を受けて、バルベルデは、デウロフェウをベンチに戻し、マスチェラーノを投入して、残りの45分を数的不利な状況で戦うための再構築を行なった。

しかし、10人で戦っても、バルサはその差を全く感じさせなかった。後半15分に、バルサにFKのチャンスが訪れた。その機会を逃すバルサの10番ではなかった。レオ・メッシの放ったFKからのシュートが、プロトのゴールに突き刺さり、UEFA欧州杯における100ゴール目となった。メッシのスーパーゴールを祝う間もなく、その3分後には、ディニュが3点目を決め、点差を広げた。バルベルデは、イニエスタの代わりにラキティッチを投入し、二度目の交代を行なった。その後、後半35分にセルヒオの代わりにアンドレ・ゴメスを入れ、最後の交代を行なったバルベルデのチームは、試合終了間際に、ニコラオウに1点返すのを許したものの、10人で戦ったにもかかわらず、圧倒的な強さをみせた。

バルサは、チャンピオンズリーグのグループリーグ3節を制し、無敗記録を更新し、16強進出へ大きな弾みをつけた。

Força Barça
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