FC バルセロナ - ベティス: ドローも単独首位をキープ(1-1)
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リュイス・カンパニスオリンピックスタジアムで行われたリーガ30節、FCバルセロナ対レアル・ベティスの対戦は、ガビが先制点を決めたにもかかわらず、同点に追いつかれ、それぞれが勝ち点を分け合って試合を終えることになった。バルサの10連勝はならず、連勝記録は9で止まったものの、バルサは2位のレアル・マドリードに勝ち点4点差をつけて単独首位の座を維持した。
もともと、リーガでのメリットを得るためにより大事な一戦になるとわかっていたベティスとの対戦だが、試合前に、2位のレアル・マドリードがホームでバレンシアを前に黒星を喫したため、この試合に向けて、ハンジ・フリックは、スタメンにバリエーションを加えた。オリンピックスタジアムのピッチには、シュチェスニー、バルデ、アラウホ、クバルシ、クンデ、フレンキー・デ・ヨング、ペドリ、ガビ、ラミン・ヤマル、フェラン・トーレス、レバンドフスキの11人が飛び出した。
ガビの先制点
国内リーグでリードをとるために勝利が必勝のこの試合で、バルサのDNAが炸裂した。前半8分、フェラン・トーレスのアシストパスを右で受けたガビがシュートを放ち、先制点をマーク。ベンチのハンジ・フリックに駆け寄り、抱き合ってその最初のゴールを祝った。今季、負傷からの回復に時間をかけて、少しずつ、試合に参加するようになったガビにとって今季、初めてのリーガでの得点となったが、対戦相手が古巣のベティスだったために、謝罪を求めるポーズも見せた。
ベティスの同点弾
今季、バルサについで好調ぶりをみせて6連勝しているレアル・ベティスも、容易に勝ち点を譲らなかった。ロ・セルソが放ったコーナーキックを受けたナタンが、前半17分、ヘディングで押し込み、シュチェスニーのゴールネットを揺らした。スコアは1-1になり、両者は再び、勝ち点3を求めてボールを奪い合った。バルサは7割ものポゼッションを手にし、次々と攻撃を繰り出したものの、前半アディショナルタイムが3分間、加えられるも、1-1のスコアでハーフタイムを迎えた。
だが、今日は勝ち点1をとり、負けなければいいという試合ではなかった。2位のレアル・マドリードとの勝ち点6点差に伸ばせるチャンスなのだ。ベティスに同点に追いつかれても、バルサは冷静さを失わなかった。ハンジ・フリックは、後半からすぐに選手を変えることはなかったが、ハフィーニャやフェルミンが機会に備えてアップを命じられた。一方、レアル・ベティスは、チミー・アビラが投入され、より攻撃的な編成になった。
後半10分にはペドリのアシストを受けてクンデが放ったシュートが追加点になる寸前だったが、アドリアンがクリア。ゲームのスコアは変わらなかった。後半12分、ハンジ・フリックは、ダブルチェンジを行ない、フレンキー・デ・ヨングとフェラン・トーレスに変えて、ハフィーニャとエリック・ガルシアをピッチに送った。バルサの攻撃は絶えることがなかったが、最後の部分での正確性に欠け、得点につながらないまま、時間が過ぎていった。
後半29分、二度目の交代が行われ、ペドリとバルデがピッチから去り、フェルミンとジェラルド・マルティンがピッチに入った。試合の規定時間が終わるまで後15分のカウントダウンに入り、ハフィーニャがスタンドを煽り応援を求めるも、得点が生まれない状態が続いた。エリア外からハフィーニャがフリーキックを放ち、フェルミンとクンデがコンビネーションプレーからアドリアンのゴールマウスを攻めた。攻撃はバルサのモノローグだった。ピッチに勝ち点3を手にするにふさわしいチームがあるとすれば、それはバルサ以外になかった。後半41分にはフェルミンがシュートを放つも、再び、アドリアンがクリア。そのクリアボールをバルサが奪うも、レバンドフスキのオーバーヘッドシュートも、ラミン・ヤマルのスキルも、ゴールを呼び込むことはできなかった。
連勝は止まるも、単独首位を維持
アディショナルタイム4分が加えられ、最後の最後まで、バルサはゴールを求め続けた。しかし、この日、勝利の女神はバルサに微笑むことはなかったが、勝ち点を落とすこともなかった。バルサは以前としてリーガで単独首位だ。そして、バルサは止まらない。水曜日には、チャンピオンズリーグが待ち構えている。
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