バルサ、140ゴール目

フリックのバルサは止まらない。まっすぐに走ってきて、現在、チームは140ゴール目を達成している。猛スピードで折り返し、まるで、高速道路をF1のごとく走っている。

ここまでの 46 試合を通し バルサは合計 140 ゴール をマークした。つまり、 3,04 ゴールを1試合ごとにマーク しているKさんとなる。チームは最多ゴールを決めたシーズン、50ゴールまで後、わずかだ。それは不可能な数字から思われたが、少なくとも12試合、最多で15試合がまだ残されている。143ゴールを決めた 59/60年、 96/97年の数字を破ることになりそうだ。 

史上最高のバルサを前には負けてしまうフリックバルサは、しかし、現時点でヨーロッパ五大リーグの中で最も多くゴールを決めており、2位に17ゴール差をつけている。2位は PSG の123ゴール、それに続くのがマドリードで 118、バイエルン 114、リバプール 107ゴールだ。

7の 16、 19の17

1週間前、フェラン・トーレスは、オサスナ戦前にゴールを決め、本人のシーズン自己最多記録14ゴールを決めたが、その2試合後、バレンシア出身のストライカーは、16ゴールを手にしていた。そしてこの数字は更に増えることになりそうだ。ベンチスターターが常だが、先日の国王杯準決勝ではスタメン出場し、再び、ゴールに喰らいついたのだ。

現在、バルサのストライカーが素晴らしく絶好調を見せていることに違いはなく、国王杯においては、エンドリック、フリアン・アルバレスと並び5ゴールと大会最多得点を決めている。

同じく非常に高いレベルを見せているのが、ラミン・ヤマルだ。ゴールの形にはできなかったものの、再び、決定的な働きをみせた。彼を形容する賛辞は尽きてしまったが、彼のプレーを見たいという気持ちは消えることがない。対戦相手に堂々と向かっていく天性の才能に加え、ボール運びのスキルが、既に今季、 17回目のアシスト を生み出している。ラミン・ヤマルの隣にいれば、ゴールも生まれやすくなるのだ。