ハンジ・フリック「全てを戦うことを誓える」

アトレティコ・デ・マドリード戦の後、バルサは2位となり、ハンジ・フリックの最後の出場停止処分が終わった。ハンジ・フリックは、2024年最後の試合を黒星で別れを告げた後、マスコミに対応し、当然のことながら、結果に「非常に失望」しているが、選手が「とりわけ前半は素晴らしい試合を行った」選手たちのことをかばい、成功を手にするためには「これがスタイルだ」と明言した。

失望しているが、誇りに思っている

結果への失望は、選手たちに誇りを感じることを阻むことはなかった。「私たちはこのようにプレーしたい。来年はこのようにプレーしながらより良い結果を手にできるようにしなければならない。それに取り組み、ハードに練習を積む」と話した監督は、バルサにこのような良くない結果が続いて、年を終えることになったにもかかわらず、今回のアトレティコ戦での結果はその前の黒星ニ戦とは異なるとの見解を示した。

必要なオフの時間

「もし、チャンスを生み出せないなら、それは問題だが、今日、私たちはチャンスを生み出した。彼らは非常によく守ったが、私たちはチャンスを手にすれば普通ならゴールを決める。私たちは今日のような試合から学ばなければならない。だが、私たちのプレー内容については何も言うことはない」と記者会見で話した。バルサの選手は、数日間のオフ、クリスマス休暇をとることになる。フリックは「良い時期にオフになるかもしれない。誰もが必要としている」とその重要性を語った。ただ、それは、より強くなり、よりハードに練習するために必要だとも話した。

「全てを戦うことを誓える」

また、試合の中のポジティブな面として、ペドリが「信じられないほど素晴らしいプレー」を見せたこと、同様に「強固な決意」を見せたガビが、日々、本来のレベルを取り戻していることをあげた。また、結果に関わらず、彼はバルサにいられて「とても幸せ」だと話し、「何も変わっていない。浅野6時半に練習場に行く道程は私を幸せにしてくれる。練習をしている時、私は幸せだ。なぜなら、練習も競うことも大好きな素晴らしい選手を率いているのだし、彼らとのコネクションは最高だ」と明かした。また、2025年に向けて「すべての勝ち点、すべての試合、全てを戦うことを誓える。それが我々の目標だし、選手全員がその準備が整っている」とのメッセージを送った。

「痛みを伴う敗戦だ」

試合の後、ミックスゾーンで、FCバルセロナの第二監督、マルクス・ソルグとハフィーニャはメディアにアテンドし、全員がこの敗戦は非常に残酷なものだが、全員が証明した試合への姿勢とプレー内容はよかったと同様に語った。