FC バルセロナ - ラス・パルマス:祝祭を勝利で飾れず(1-2)
- Viber(バイバー)
- WhatsApp(ワッツアップ)
- メッセンジャー
- リンクをコピー
FCバルセロナの創設125年を迎えて最初の試合となったリーガ15節、リュイス・カンパニスオリンピックスタジアムで行われたFCバルセロナ対ラス・パルマス戦は、ラス・パルマスに先制された後、バルサがドローに追いついたものの、再び、対戦相手に追加点を許し、ハンジ・フリックのチームは、ホームで勝ち点を落とす結果に終わった。
この記念すべき試合に向けて、ハンジ・フリックは負傷から回復したラミン・ヤマルとフェラン・トーレスを招集メンバーに加えたものの、二人をベンチスタートさせることを決めた。よって、ハンジ・フリックは、ラス・パルマス戦を戦うメンバーとして、イニャキ・ペニャ、バルデ、クバルシ、イニゴ・マルティネス、クンデ、パブロ・トーレ、ガビ、ペドリ、ハフィーニャ、フェルミン、レバンドフスキのイレブンをピッチに送った。
バルデの負傷
試合は思った通りには進行しなかった。前半、フェルミンがゴールチャンスを手にしたものの、シュートは枠をとらえなかった。
前半20分にサンドロとバルデがぶつかり、その後、バルデはピッチから起き上がれず、最終的に担架に運ばれてピッチを去ることになった。前半25分、バルデに変わってジェラルド・マルティンがピッチに入った。前半終了間際に、ハフィーニャのシュートがポストに当たるも、ネットを揺らすことはできず、スコアレスのまま、両者はハーフタイムを迎えた。
ラス・パルマスの先制点
後半からハンジ・フリックは、パブロ・トーレに変えてラミン・ヤマルを投入。その3分後、元バルサのアタッカー、サンドロがラス・パルマスに先制点をマークし、スタンドから大きなブーイングを浴びた。後半10分に、ハンジ・フリックはトリプルチェンジを行ない、フェルミン、クンデ、ガビに変えて、フェラン、エクトル・フォルト、フレンキー・デ・ヨングがピッチに入った。
ハフィーニャの同点弾も・・・
ラミン・ヤマルが入り、左サイドからセンターのポジションに戻ったハフィーニャは、エリア正面から後半16分にシュートを放ち、同点弾をマーク。フェラン・トーレスも好機を生み出し、バルサに攻撃のリズムが戻ってきたかに思われたが、その5分後に、ファビオ・シウバがラス・パルマスに追加点をマーク。バルサは再び、ラス・パルマスに僅差リードを許すことになった。
後半42分には、エリア内のクバルシにミカ・マルモルがファウルを犯すも、VARの判定は行われなかった。規定時間の90分が経過しても、スコアは1-2から変わることがなかった。
アディショナルタイムが8分間付け加えられ、パウ・クバルシに変わってパウ・ビクトルがピッチに入った。アディショナルタイムの間、ラミン・ヤマル、パウ・ビクトル、レバンドフスキと数々のゴールチャンスがあったものの、シレッセンあるいはディフェンダーに止められ、最後までゴールネットは揺れなかった。レバンドフスキにとって鬼門のラス・パルマスの壁は、今回も破ることができず、三度の正直はならなかった。
バルサはラス・パルマスを前に、ホームで勝ち点を落とし、125周年を迎えた最初の試合を勝利で飾ることができずに終えた。しかし、前を向き続けていかなければならない。痛みを伴う黒星だったが、すぐに12月3日(火)19時から次戦があり、ハンジ・フリックの率いるチームは、マジョルカへ遠征しなければならない。スペインスーパー杯のために、スーパー杯の準決勝に挑むマジョルカと共に、リーガ19節をいち早く戦わなければならないのだ。再び、前を向く時だ。新たな歴史を作り始める時がやってきた。
- Viber(バイバー)
- WhatsApp(ワッツアップ)
- メッセンジャー
- リンクをコピー