フリック、エル・クラシコで勝利デビュー

フリック、エル・クラシコで勝利デビュー

1984年のテリー・ベナブレス以来、ベルナベウでデビューした監督が勝利を手にしたことはなかった / 写真: LALIGA

ハンス-ディーター・ フリック が FC バルセロナにやってきた。ドイツ人監督は、チームにパーソナリティ、自信、カリスマを与え、非常に強固な守備を手にし、ほぼ無敵なチームを作り上げた。それは、先日の水曜日にバイエルン・ミュンヘンを前に証明されていたが、この土曜日、レアル・マドリードを前に、サンティアゴ・ベルナベウにて、再び、歴史的な夜が生まれたのだった。 

宿敵のホームで行われたクラシコの結果、 0-4 はこのバルサの真摯さを示している。容易ではなかった。対戦相手のマドリードは、チャンピオンズリーグでボルシア・ドルムントに逆転勝利し、バルサとリーガで引き分ける意欲に溢れていた。しかしながら、レバンドフスキのダブルゴール、ラミン・ヤマルとハフィーニャが決めたゴールが、リーガ11節にて、両者の勝ち点差を6に伸ばした。再び、フリック・バルサのショウが行われたのだ。

歴史を作ったフリック

クラシコに勝つのは容易ではない。それは、最近のバルサの監督の中で、唯一、2013年にタタ・マルティノのみが初めての公式戦のエル・クラシコに勝利(2-1)をあげていることからも明らかだ。だが、その際に試合を制した舞台は、 Spotify カンプノウだった。ベルナベウでクラシコデビューを果たし、勝利をあげた監督を探すなら、更に遡らなければならない。1984 年、テリー・ベナブレスが 0-3で試合に勝ったのが最後だった。

フリックのデビューデータは、もう一つある。ドイツ人監督は、最初のクラシコで、それもベルナベウでマドリードを完膚なきまでに負かした二番目の監督となったのだ。最初で、現在まで唯一、それをやってのけたのは、1926年にチャマルティンで勝利したジャック・ドゥンビー(本名は、リチャード・コーン)のみだった。

Força Barça
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