ビジャレアル - バルサ: キャプテンに捧げる6連勝(1-5)

ビジャレアル - バルサ: キャプテンに捧げる6連勝(1-5)

バルサは、2024/25年リーガで、魅力的な試合を展開し、6連勝目を手にしたが、テア・シュテーゲンの負傷が 勝利に影を落とすことになった

FCバルセロナは、今週もリーガ首位だ。再び、戻ってきた国内リーグで、ハンジ・フリックの率いるバルサは、ロベルト・レバンドフスキとハフィーニャのダブルゴール、パブロ・トーレのゴールで大勝し、スペインリーグの首位の座を再び、守った。しかし、この試合で、テア・シュテーゲンが負傷し、その不運がこの快勝に影を落とすことになった。

木曜日のチャンピオンズリーグ1節、モナコとのアウェー戦で初黒星を喫した後、日曜日に再び、リーガに挑むという厳しい日程の中、ハンジ・フリックは、ラ・セラミカでのビジャレアルとの試合におけるスタメンに、テア・シュテーゲン、クンデ、セルジ・ドミンゲス、ジェラルド・マルティン、エリック・ガルシア、ペドリ、パブロ・トーレ、ラミン・ヤマル、ハフィーニャ、レバンドフスキのイレブンを選んだ。

シーソーゲーム

今季、まだ負け知らず、そして昨季、バルサのホームで勝利をあげたビジャレアルは、その記録を伸ばすべく、開始から積極的に攻めてきた。サイド判定で得点にはならなかったものの、前半8分、ジェレミが、テア・シュテーゲンが守るゴールマウスにシュートを突き刺した。最初の警告だった。前半12分に、テア・シュテーゲンがスーパーセーブを見せて、失点を防いだ。

ラミン・ヤマルが前半17分に放ったシュートがポストに弾け、続けてハフィーニャもシュートを狙うも、先制点は前半20分にやってきた。

レバンドフスキのゴール嗅覚

前半20分、パブロ・トーレのアシストを受けたレバンドフスキは、先制点をマーク。スコアを0-1に変え、バルサに得点をもたらした。だが、レバンドフスキのゴール嗅覚は、先制点に止まらなかった。後半35分、ラミン・ヤマルのセンタリングを受けたエリック・ガルシアのシュートをレバンドフスキが変形オーバーヘッドでディエゴのゴールマウスに押し込んだ。このゴールで、レバンドフスキは、今季6試合で6得点(2アシスト)を決めた形となった。

しかし、ハーフタイムを0-2で迎えることはできなかった。レバンドフスキのダブルゴールの3分後、アジョセがビジャレアルに1点を返した。

テア・シュテーゲンの負傷

アジョセのゴールは問題ではなかった。前半の規定時間終了間際に、セービングのプレーから、テア・シュテーゲンが芝の上に倒れた。膝を負傷した様子で、起き上がることができず、周囲のチームメートがベンチに向かい、交代を叫んだ。担架によって運ばれたテア・シュテーゲンに、ラ・セラミカのスタンドからは励ましの声援が送られた。代わりにイニャキ・ペニャが入り、前半を1-2で迎えることになった。

パブロ・トーレのゴール

テア・シュテーゲンの負傷により、ショックを引きずった形でスタートした後半だったが、後半13分、パブロ・トーレが決めた追加点で、再び、バルサに活気が戻ってきた。後半14分、ハンジ・フリックは、このチャンスに交代を行い、マルク・カサド、パウ・ビクトル、クバルシ をピッチに投入し、 ペドリ、パブロ・トーレ、セルジ・ドミンゲスがベンチに退いた。

チームのコネクションも、この交代により、より流れるようになった。後半21分には、エリア内へのラミン・ヤマルへのファウルに対し、PK判定が下され、バルサは更にリードする可能性があったが、レバンドフスキの放ったシュートはポストに当たり、得点にはならなかった。

キャプテン・ハフィーニャの活躍

後半23分にビジャレアルが得点し、スコアが2-3に縮められたように思われたが、VARにより、オフサイド判定となり、スコアは再び、1-3に戻った。そして、次にゴールを決めたのは、再び、バルサの方だった。後半29分、ハフィーニャがバルサに4点目をもたらした。1-4のスコアを手に、フリック監督は、イニゴ・マルティネスに変えて、エクトル・フォルトを入れた。その2分後、ハフィーニャが再び、ゴールネットを揺らした。ラミン・ヤマルからのアシストを受けたハフィーニャがダブルゴールを決めた。テア・シュテーゲンからキャプテンマークを受けたハフィーニャが、勝ち点3をもたらす力となった。

アディショナルタイム4分間が追加されたが、スコアが変わることはなかった。バルサは6試合6度目の勝利を手にして、再び、リーガの首位の座を守った。

 

Força Barça
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