レアル・マドリード - FC バルセロナ: ニューヨークはバルサカラー

ニュージャージーのメットライフスタジアムで行われたUSツアーのエル・クラシコは、パウ・ビクトルのダブルゴールで、バルサが試合をリードし、後半、ニコ・パスがレアル・マドリードに1点を返したものの、1-2のスコアで逃げ切り、バルサが勝利を収めた。

パウ・ビクトルの警告

ハンジ・フリックの指揮下、行われた初クラシコは、バルサの勝利に終わった。このクラシコにフリックは、テア・シュテーゲン、バルデ、イニゴ・マルティネス、クリステンセン、アレックス・バイル、マルク・カサド、マルクベルナル、パブロ・トーレ、ウナイ、パウ・ビクトル、レバンドフスキのイレブンをピッチに送った。試合が始まって、後にこの日の主役になるパウ・ビクトルが最初の警告を放った。CKからのパスを受けて、パウ・ビクトルが放ったヘディングシュートが枠を捉えたが、クルトワが素晴らしいセーブを見せて、失点を許さなかった。

雷雨による中断

勢いよく始まったクラシコだったが、前回のシティ戦に続き、今回のクラシコも前半11分に悪天候により中断され、選手は決まりに従い、全員ロッカールームに引き返した。それから正確に75分間、シティ戦の時と同じ時間が過ぎた後、試合は再び、再開された。

パウ・ビクトルの活躍

欧州チャンピオンのレアル・マドリードも攻撃を仕掛け、前半24分にアルダがレアル・マドリードにゴールを決めたが、オフサイド判定を受けて取り消され、その後、イブラヒムがシュートを放ったが、テア・シュテーゲンがゴールを守った。試合はスコアレスドローのまま、ハーフタイムに近づいていたが、前半42分、アレックス・ヴァイがレバンドフスキに正確なセンタリングを送った。レバンドフスキはボールを触るも、シュートできず、しかし、そのボールはパウ・ビクトルに渡った。パウ・ビクトルは、クルトワのゴールにボールを突き刺し、シティ戦についで、再び、得点を決めた。

ハーフタイムを僅差で折り返した後、通常の15分の休息をとらずに、両者はすぐに後半を再開した。

後半からは、クリステンセン、バルデ、ウナイに変わって、セルジ・ドミンゲス、ジェラルド・マルティン、キム・ジュネントがピッチに入った。後半が始まって9分後、再び、パウ・ビクトルがゴールを決めた。今回は、アレックス・バイルのアシストに応える形で、この日、二度目のゴールを決めた。

選手交代

後半19分、この日、活躍したパウ・ビクトルを含み、パブロ・トーレ、イニゴ・マルティネス、アレックス、テア・シュテーゲンとフリックは、5人を交代させた。代わりに、ハフィーニャ、ミカ・ファイエ、エクトル・フォント、ギジェ・フェルナンデス、イニャキ・ペニャがピッチに入った。更に後半32分、ギュンドアン、ビトル・ロケ、ノア・ダルビッシュの3人が、ベルナル、レバンドフスキ、カサドに変わってピッチに立った。

対戦相手のゴール

後半36分には、ニコ・パスがレアル・マドリードにゴールを決め、点差を縮めた。レアル・マドリードは、延長戦に持ち込もうと同点弾を求めたが、その時間は残されていなかった。勝利の女神はFCバルセロナに微笑み、今季最初のクラシコは、バルサの勝利に終わった。