アスレティク・クラブ - バルサ:代償の大きかったドロー

サン・マメスで行われたリーガ27節、アスレティック・クラブーFCバルセロナ戦は、スコアレスドローに終わった。

リーガ首位のレアル・マドリードが引き分け、二位のジローナがマジョルカを前に黒星を喫した後、この試合を制すれば、二位のポジションを手にできる絶好のチャンスを手にし、この要求度の高い試合に向けて、チャビ・エルナンデスは、テア・シュテーゲン、ジョアン・カンセロ、アラウホ、クリステンセン、クンデ、クバルシ、ギュンドアン、フレンキー・デ・ヨング、ペドリ、ハフィーニャ、レバンドフスキのスタメンをラ・カテドラルのピッチに送った。

前半、二人の負傷交代

両チームとも、ディフェンスラインを高くあげ、先制点を狙うも、互いに対戦相手に失点を許さない状況が続いた。前半25分、不運なプレーにより、フレンキー・デ・ヨングが負傷し、ピッチを去ることを余儀なくされ、代わって、フェルミン・ロペスがピッチに入った。

前半31分には、カンセロがセンターラインから放ったシュートが先制点をマークする寸前も、すんでのところで、ウナイ・シモンとジェライがクリアし、ゴールネットに突き刺さらなかった。

前半43分、ペドリが負傷し、試合を続行できなくなった。涙にくれるペドリがピッチを後にし、ラミネ・ヤマルが代わってピッチに立った。アディショナルタイムが6分間、加えられたが、スコアレスドローのまま、ハーフタイムを迎えることになった。

スコアレスドロー

後半も同じ顔ぶれでスタートしたバルサだが、前半に比べ、攻撃チャンスが減り、両者ともスコアレスドローのまま、ゲームが続いた。

状況を打破すべく、後半33分、チャビは、ジョアン・フェリックス、オリオル・ロメウ、イニゴ・マルティネスをハフィーニャ、クリステンセン、クバルシに変えて投入した。

バルサは、最後まで戦い続けたが、アスレティック・クラブのタフな守備を崩すことができなかった。バルサは、二位のジローナを超えて、首位のレアル・マドリードとの点差を詰めることができる絶好の機会を、国王杯のファイナリストの前に、サン・マメスで逃した。勝ち点以上に前半に、フレンキー・デ・ヨングとペドリを負傷で失ったことが重くのしかかる不運なドローとなった。