レアル・ソシエダ - FC バルセロナ:ドラマチックな勝利
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レアレ・アレナで行われたリーガ12節、レアル・ソシエダ対FCバルセロナの試合は、ホームチームを前にスコアレスドローの展開で、そのまま、勝ち点を分け合うかに思われたが、アディショナルタイムにアラウホが決勝弾をマークし、ドラマチックな幕引きで、バルサが必要としていた勝ち点3を手に入れた。
立ち上がりから攻めてきたソシエダ
キックオフのホイッスルが鳴るや否やブライスがシュートを放ち、いきなり、テア・シュテーゲンがリアクションを余儀なくされた。その後も、前半2分にクンデのパスを奪ったオライサバルがシュートを狙い、さらにコーナーキックからのシュートとホームチームが次々、攻撃を繰り出し、テア・シュテーゲンがセービングの腕を見せるスタートとなった。
また、前半15分には、テア・シュテーゲンの目の前で久保が放ったシュートを、再び、バルサの守護神が止めるシーンもあった。バルサも、少しずつ、コントロールを取り戻し、カンセロがシュートを放つシーンもあったが(前半27分)、そのシュートは枠上を超えた。
前半31分には、再び、レアル・ソシエダがチャンスを得て、テア・シュテーゲンのゴールマウスを攻める展開になり、バルサが思うように試合の手綱を握ることができない展開が続いた。前半終了まで5分を切っても、両者スコアレスドローの状態が続いた。テア・シュテーゲンの活躍が目立つ前半となったが、失点を許すことはなくとも、シュートもあまり放つことができないまま、ハーフタイムを迎えることになった。
ペドリの復帰
両チームとも、同じ顔ぶれのまま、後半が始まった。後半10分には、久保が左からシュートを放つも、枠を捉えることはなかった。
後半12分、状況を打開すべく、バルサが最初の交代を行った。レバンドフスキとフェルミン・ロペスに代わって、ペドリとフェラン・トーレスが入った。ペドリは、8月20日のカディス戦を最後に71日間、負傷しており、実に12試合ぶりの復帰となった。
後半23分、再び、バルサは交代を行い、ジョアン・フェリックス、カンセロに代わって、ラミネ・ヤマル、ハフィーニャがピッチに立った。その3分後に、再び、ソシエダがシュートを放つも、再び、テア・シュテーゲンが防いだ。さらに、久保が右からセンタリングシュートを放とうとするも、ペドリがクリア。後半29分にはハフィーニャがフリーキックを放つも、わずかにゴール枠を超え、ネットを揺らすことはできなかった。
試合終了まで、後、15分と迫り、時間が刻々と過ぎていった。後半45分には、ガビ、アラウホと次々、スコアリングチャンスを手にするも、決めることができず、アディショナルタイム3分間が追加された。
アラウホの決勝弾
そこに待望のゴールが訪れた。ギュンドアンのクロスに合わせて、アラウホが飛び込み、ヘッドでシュートを押し込んだ。そのシュートは、レミロの守るゴールネットを揺らした。オフサイドと最初判定されたが、VARはゴールと判定し、後半47分、スコアボードは、0-1となった。ドラマチックな幕引きとなったが、たった一つだけ、確かなことがある。バルサは、この試合で勝ち点3を手に、バルセロナに戻るということだ。
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