FC バルセロナ - レアル・マドリード: テキサスでのクラシコ

バルサにとっては、ほぼプレシーズン、2試合目の試合となる。これらの親善試合は、シーズン開幕に向けて、フィジカルを整えるためのものだ。だが、そうはいっても、バルサーマドリード戦、世界最高の一戦、クラシコが何世紀も昔からカウボーイの聖地であるテキサスは、ダラスのAT&T スタジアムを舞台に行われるのだ。クラシコが行われる日、つまり、サッカー界にとっては、ビッグデーだ。

現地時間16時  (日本時間翌６時)に行われるこの試合は、先週の水曜日にロスアンジェルスで、アーセナルを前に5-3で黒星を喫した試合についで、プレシーズン二戦目となる。不運な胃腸炎に見舞われてスタートしたものの、それは既に過去のものとなり、チャビの率いるチームは、プレシーズンでの初勝利を、最高の形で、宿敵を前に手にすることを意図して試合に挑む。 

プレシーズンの全試合同様、チャビは、プレー時間を全選手に割り当てることになるだろう。ギュンドアン、オリオル・ロメウもプレー時間を増やすだろうし、フェルミン・ロペス、ラミネ・ヤマルといった若手も再び、プレーチャンスを得ることになるだろう。

レアル・マドリードには、3回目の親善試合

目の前に聳え立つのは、常に恐るべき対戦相手だ。レアル・マドリードは、ほぼバルサと同時期にアメリカ合衆国にやってきたが、バルサより1試合多く試合をこなしている。今のところ、AC ミラン (3-2)、マンチェスターユナイテッド (2-0)と二戦連勝しているが、  2023年のクラシコの数字は、バルサの3勝１敗とバルサ有利に傾いている。この年5回目のクラシコがやってくる。たとえ、それが親善試合であるにしても、そのように感じられないゲームになることは間違いない。カウボーイのテリトリーでのクラシコだ。